みなさん、こんにちは！すべての人が輝くために、絵本を通して豊かな未来を創造する全国組織「一般財団法人絵本未来創造機構」EQ絵本講師のマルウチサトコです。

春夏秋冬、各季節おすすめの絵本をご紹介する本連載。今回は特別編として、クリスマスやお正月をテーマにしたおすすめの絵本をご紹介します。

「いつも忙しくてなかなか絵本の読み聞かせができない…」

そう言われるお父さんお母さん、ぜひ「クリスマスプレゼントとしての読み聞かせ」「今年一年ありがとうの読み聞かせ」「新年もよろしくの読み聞かせ」など、この時期に合わせてたくさん絵本の読み聞かせを楽しんでくださいね。

字が読めるお子さまでしたら、読み聞かせをしてもらうのもおすすめ。絵本を通して幸せたっぷりで笑顔いっぱいの時間を過ごしてくださいね。

 

クリスマスの絵本

・「さんかくサンタ」（作/tupera tupera、絵本館）

さんさんさんかく さんかくサンタ…まる、さんかく、しかくの形遊びとリズミカルな言葉の絵本なので、読んでいるだけで楽しくなります。

カラフルな色とおちゃめな表情がかわいらしくて、折紙とハサミを使って真似したくなる絵本です。

 

・「あのね、サンタの国ではね…」（文/嘉納純子、絵/黒井健、偕成社）

サンタクロースがプレゼントを届けるため、一年間かけて準備している姿が描かれている絵本。

サンタクロースが子どもたちの姿を見て、「この子にはこのプレゼント」と決めている場面も。

我が子も「サンタさんが見ているから！」と、〇月は特に笑顔いっぱいになっていました。

何月かは読んでのお楽しみに♡

 

・「クリスマスおめでとう」（作/ひぐちみちこ、こぐま社）

「クリスマスって何だろう？」－その本当の意味をかわいい絵を通して伝えられる絵本です。

みんなが待っていたうれしいこととは？それは、イエスさまの誕生です。

繰り返される「イエスさま お誕生日おめでとう」。

この絵本を通して、子どもたちに「あなたの誕生をみんなで待っていた」という喜びと愛を伝えられ、しあわせいっぱいになります。

・「100人のサンタクロース」（文・絵/谷口智則、文溪堂）

谷口さんのサンタクロースシリーズの絵本の中でも、子どもたちの大大大のお気に入り絵本。

この絵本も一年かけて、100人のサンタクロースが協力し合ってクリスマスの準備をします。

サンタクロースの住んでいる家も、洋服も、それぞれの個性に合っていてかわいい♡

お気に入りのサンタクロースを見つけてくださいね。

 

・「クリスマスのふしぎなはこ」（文/長谷川摂子、絵/斉藤俊行、福音館書店）

クリスマスの前に床下で見つけた小さな箱。箱をそっと開けてのぞいてみると…なんと！そこにはサンタさんが！！

出発準備をしたり町を走ったりするサンタさんを、こっそりのぞく男の子。

そして、いよいよぼくのところへ…。

ワクワク、ドキドキの気持ちで楽しめる絵本です。

 

お正月の絵本

・「くまのこのとしこし」（作/高橋和枝、講談社）

今年が終わるってどういうこと？新しい年を迎えるために何をすればいい？どういう意味があるの？

くまの子にお正月を迎える意味を優しく教えるお父さんくまとお母さんくま。

読むだけで自然とお正月について知ることができる、優しくてほっこりした絵本です。

 

「おもちのきもち」（作/かがくいひろし、講談社）

かがみもちの気持ちを考えたことありますか？

かがみもちにも悩みはあるのです。叩かれたり、ちぎられたり、もう大変なんです。

そして、恐怖を感じたかがみもちがとった行動は…どうなるかは、ぜひ絵本をご覧くださいね。

みんなで笑って、笑顔いっぱいの一年がスタートできる絵本です。

 

・「十二支のおはなし」（文/内田麟太郎、絵/山本孝、岩崎書店）

十二支の絵本はいくつかありますが、2024年の干支である「辰」がかっこいい絵本はこれ！大迫力の龍を見てほしいです。

臨場感ある絵と干支の特徴をとらえたセリフは、小さなお子さまも夢中になる面白さがあります。

 

・「どんぶらどんぶら七福神」（文/みきつきみ、絵/柳原良平、こぐま社）

見ているだけで縁起が良くて、ご利益がありそうな絵本。テンポよくリズムのある文章はくせになり、楽しい読み聞かせの時間になります。

そして、七福神のことをいつの間にか憶えてしまいます。

「かおかおどんなかお」の柳原さんの絵なので、親しみやすくて、赤ちゃんも思わずニッコリします。

 

夢を叶えるには…

2023年最後の月に飛び込んできたニュース－「大谷翔平選手のドジャース移籍」。

スポーツ史上最高額となる契約金もですが、契約条件や発言の一つ一つに大谷選手の人間力がみえて話題になっていますね。

「人生が夢を作るんじゃない。夢が人生をつくるんだ」

これは大谷選手が17歳のときに書いた人生の目標シートの言葉です。

絵本でたくさんの力を養うことができますが、その一つに想像力があります。

実は、夢を叶えるにはこの「想像力」が必要だと言われています。

絵本を通して親子のコミュニケーションタイムも楽しみ、たくさんの夢を叶える想像力を養ってくださいね。

 

マルウチ　サトコ（一般財団法人 絵本未来創造機構　EQ絵本講師）

福岡県出身、岡山市在住。2児のママ。“宇宙人”みたいな我が子を「世界一かわいい♡」と思えたのは、絵本のおかげ♬絵本はママや子どもにたくさんの可能性を届けてくれます。"面倒くさがりの私にもできた"。「EQ（心の知能指数）をあげる絵本の読み聞かせ講座」「心も脳も育てる絵本講座」などを開催しています。

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