毎日続く子育て、大好きな我が子と接して幸せなはずなのに、ときに辛く当たって後悔したり、関係性に悩んで落ち込んだり…。
「なぜこんなに苦しいのか…」「こんなはずじゃなかった…」-そんな風に思ってしまうときありますよね。
岡山で実際に子育てに励むママさんに、うまく活用すれば日々の育児によるストレス解消や、子どもとの関係性のヒントとなる-そんな知識&活用術をご紹介いただく本連載。
第4回は「子どもに整理整頓してもらうには、、!?」後編。
LaLa編集部の子育て専門カウンセラー&整理収納アドバイザー・ヘイワース幸子さんに、実践編をお話しいただきます!
前回のコラムを読んでくれたお友だちから、「ほんと身もふたもない」って言われました( ;∀;)
そのお友だちも同じように片付けが苦手なママ。私の実家暮らしの話で「同じ~!」って爆笑したそうです(笑)
まさか同類がいたとは…。
今だから笑って言えますが、自分でも「あのときって“汚部屋”だったな~」と思います。
ただ「自分だけならいいけど、子どものこととなると話は違う!」とも。
「自分ができるようになって、手順を教えればできるのでは?」と思われたそうで、一緒に勉強することになりました♪
ママの姿を子どもは見てるからね。一緒に頑張りましょう♡
ということで、過去のコラムでお話した「モノの住所を決める」方法を再度ご紹介します。
皆さんインスタグラムなどでもうご存知かもしれないですね!
モノの住所を決めるには、その前段階の「自分の動線を知る」ことがとても大事です。
身の回りのもので言うと鍵、スマホ、バッグ。キッチンで言うと包丁、まな板、お鍋、フライパン、その他調理器具など。
トイレ、お風呂、押し入れなどたくさんの場所がありますが、皆さんどういう風に収納されていますか?
はさみはどこにありますか?スライサーはどこにありますか?
ガムテープは?体温計は?ペンチは?裁縫セットは?
どこにあるかすぐ思い出せますか?
思い出せる方は「住所が決まっている方」。
うっすら「あのへんかな~」という方はボチボチ大丈夫!(笑)
「どこかわからない」「そもそもあるかどうかわからない」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
でもわからなくても大丈夫!動線からモノの住所を決める具体的な手順をご紹介します♪
鍵やスマホを使うたびに探している方(以前の私w)、家に帰ってからの行動を思い出してみましょう。
家に入りました→まずどこに行きますか?
椅子やソファに座るまでにどの部屋に行きますか?何をしますか?
その流れの中で鍵はどこに置きましたか?スマホは?バッグは?郵便物は?思い出せますか?
こういう流れって、決まっていることが多いですよね。
例えば、玄関に入って鍵を置く→洗面所で手を洗う→リビングにカバンを置く→そこで郵便物を確認する→スマホを見るなど、一連の流れがあると思います。
お子さんが一緒ならそれも思い出してみてください。
この流れを「動線」と言います。
モノの住所を決めるには、この動線に「モノ」を当てはめていけばいいんです☆
これは押し入れや収納場所にも同じことが言えます。
「いつも使うものが部屋の一番奥の棚にある」とか、「よく使う用具が手の届かない場所にある」とか、そういうのは動線が合っていないということになります。
ハサミや体温計にしても「使いたいときにない」ということはそういうことです。
ついやってしまう「とりあえずここで…」も動線に合っていないと言えます。
さっきわかった自分の動線に、よく使うモノを配置していけばいいんです。
動線近くにモノを集めるようにすればいいんですね♪
例えば私のオフィスを例に挙げると、
・玄関入ってすぐ下駄箱の上に鍵を置き、
・ダイニングにある椅子にバッグを置いて洗面所で手を洗い、
・バッグを手に取りリビングへ。
・ソファの上にバッグを置き、スマホを取り出しチェックした後机の上へ。
ここで住所が決まっているのは鍵、バッグ、スマホですね。
キッチンで言うと、
・料理をするため下の開き戸を開けまな板と包丁を出す
・コンロ下の開き戸からフライパンを出し調味料を出す
オフィスはキッチンが狭いので、調理器具などの収納はすべて下の開き戸だけ。他の場所を探したり動く手間が省けます。
どの場所でも使うことがあるハサミなどは「グルーピング」もおすすめ。
うちはハサミ・マステ・油性ペンを一つのケースに入れ、キッチンと玄関、リビングに置いてあります☆
いちいち取りに行く手間も省けるし。ズボラなので(笑)
押し入れにしても、「使うモノを手前に置く」のが鉄則。
・毎日使うモノ
・2~3日に一度使うモノ
・1週間に一度使うモノ
など。使用頻度も大事ですね。あれこれ言うとややこしくなるのでここまでにしておきますが(笑)
さて、ご自分の動線にモノは配置できましたか?
あとは意識して“住所”の場所に置くようにすると、いつの間にか習慣になり探し物をしなくてよい環境になります。
“自分の場所”を決めてそこにモノを集中させるというのもいいですね♪
これは、お子さんでも同じこと。
・まずお子さんの動線を知る
・そしてその動線に合わせてモノを配置していく
・「ランドセルはここ」「おもちゃはここ」と決めていく
まずはお父さんお母さんが住所を決め、そこに置き続ける。
不思議なんですけどね、うちも子どものランドセルや教科書などを黙々と同じ場所に置き続けたら、子どもが自然とその場所に置くようになったんですよね。何も言ってないんですが。
今ではもう子どものモノに触らなくてもよくなったのですごく楽になりました。
「探して!」ってキレられることが少なくなってきたのも嬉しい( ;∀;)そんなことも起こります(笑)
「ご自分の動線を知り、そこに使うモノを集める」
是非やってみてくださいね!
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ヘイワース幸子(整理収納アドバイザー、心理カウンセラー)
岡山県倉敷市在住。幼少期からの生きづらさや自己否定、出産・育児による悩みなどから立ち直れた自身の経験から、同様に苦しむ子育て世帯の助けとなるべく心理カウンセラーとして活動中。また一方で2018年整理収納アドバイザー資格を取得し、個人宅の整理収納をはじめ各セミナーなどを通した整理収納レクチャーなども行う。米国籍の夫との間に2児を持つ母。
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