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親子で“100人オーケストラ”にチャレンジ♪

ミュージカル風なオーケストラ、「100人でつくろう!世界に一つの『音楽の大河ドラマ』」
岡山をテーマに音楽と芝居を融合させた舞台で世代を越えて1つになろうと、
岡山県観光連盟の「おかやま観光特使」を務めるピアニスト山地真美さんと内田智明さんが企画しています。
2015年から毎年各学校とコラボレーションで公演されて、
今年は一般の方々に参加いただきたいと出演者を公募。
幕末の備中松山藩で藩政改革を成し遂げた陽明学者・山田方谷を題材に、
11月中旬に旧内山下小学校体育館(岡山市)で開かれました。
岡山人で創り上げる“100人オーケストラ”に初挑戦した岡山市内在住の2組の親子、
サービス業サチコさん&Sちゃん(5歳)、美容師いづみさん&ひーちゃん(5歳)に、
参加のきっかけや感想などをうかがいました。

◆今回のイベントに参加したきっかけを教えてください。
サチコさん:学生のころ、ファゴットという楽器を演奏していたのですが、高価な楽器ゆえに卒業後25年間、演奏する機会はありませんでした。主催者に問い合わせしてみたところ、スタッフの方がファゴットを手配してくださることになったので、参加を決めました。
いづみさん:子どもが通っているピアノ教室でお誘いを受けました。私自身、学生時代にトランペットを演奏していましたし、親子で参加が可能だったので、思い出になればいいなと思って。私もサチコさんと同じで、25年ぶりの演奏でした…(笑)。

◆お子様はどのような形で出演されましたか?
いづみさん:娘はSちゃんと一緒に鈴やソロバンを演奏したり、みんなと一緒にセリフを大きな声で言ったりしました。

リハーサル中、元気よくセリフを言うSちゃん

◆リハーサルや本番はお子様が居ても参加しやすかったですか?
サチコさん:リハーサルは行く時間帯が選べましたし、練習に飽きた子どもの面倒を参加している中学生のお姉さんやお兄さんが見てくれたり、大人の方も心温かく見守ってくださるなど和気あいあいとした雰囲気で、子連れで参加しやすいイベントだと思いました。
いづみさん:好きな曜日に1回のみの練習で本番に臨めるのは子育て世代にはありがたかったですね。私たち親子も前日の練習から初めて参加し、次の日には本番でしたが、事前に譜面をいただけ、楽器も貸してもらえたので自主練ができ、その成果もあって本番では失敗なく演奏できました。

緊張感がありつつも、笑顔がこぼれるリハーサル

◆今回のオーケストラに参加した感想を教えてください。
サチコさん:子どもが最後まで演奏することができるか心配でしたが、皆さんがサポートしてくださったので、親子で本当にすてきな経験ができたと思います。ファゴットも25年ぶりとは思えないくらい楽しく演奏することができました。思いきって挑戦してよかったです!
いづみさん:ピアニストの山地真美さん、役者の東優夏さん、スタッフの皆さんが気さくで、本番も楽しく終えることができました。楽器演奏はブランクがありとても不安でしたが、全員で一緒に音を出すことが懐かしく、演奏中も感動。「また舞台に立ちたい!演奏したい!」と心から思える経験になりました。次回もぜひ参加したいです。
Sちゃん:照明が暗くて怖い時もあったけれど、最後まで頑張りました。とても楽しかったし、お母さんも一緒にできてよかったです。
ひーちゃん:お母さんのトランペットが上手でビックリしました。ピアノ教室のお友達やお姉さんとセリフを大きな声で言ったり、ソロバンを鳴らしたり、とても楽しかったです。


本番終了後、笑顔で記念撮影

◆今回の挑戦を通じ、今後の育児に生かせそうなことはありましたか?
いづみさん:普段から親子で音楽を通じて楽しめたら、とてもすてきだなと実感。子どもも私も楽器の演奏が好きなので、親子のコミュニケーションツールとして今後も音楽と関わっていこうと思います。

■■■「100人でつくろう!世界に一つの『音楽の大河ドラマ』」について■■■

主催者の山地真美さんにもイベントに寄せる思いなどをうかがいました。

◆この催しを発案したきっかけを教えてください。
地域独自の音楽文化を創る上で「世代を越えた人たちと音楽で交流したい」と思ったのがそもそものきっかけです。岡山のみんなが音楽で一つになった時、そのパワーが岡山の音楽文化を創ってくれると信じています。

劇中ではタップダンスや大太鼓を披露する場面も

◆今回、山田方谷を題材に選んだ理由は?
岡山の歴史人といえば雪舟や宇喜多秀家がクローズアップされがちですが、山田方谷の活躍を後世に伝えようと活動する地域の方々と出会い、岡山の皆さんに方谷の偉業を、今までになかった音楽と芝居を融合させた形で伝えたいと思ったからです。

◆音楽と芝居が融合した『世界で一つだけの舞台』を今後どのように広めていきたいですか?
まずは、誰でも参加しやすい雰囲気をつくること。多くの参加者が抱く「楽しかった!また参加したい!」という気持ちを第一に考え、参加された方が友達や家族らを誘って次回も参加してくださり、数珠つなぎで200人、300人とより大きなスケールで開催することを目標にしています。子どもからおじいちゃん、おばあちゃんまで気軽に参加していただくことでオリジナリティのあふれる公演になり、話題になってくれると期待しています。

物語の世界に引き込まれていくお客さん

◆「今後、参加してみたい!」と思っている方にメッセージをお願いします。
長年、楽器を演奏する機会がなかった方や個人レッスン中心でまだ大勢での演奏経験がない方、楽器未経験者の方ももちろん、2歳以上のお子様からお年寄りまでどなたでも無料で参加いただけます。親子での参加も大歓迎です。思い出に残るすてきな舞台を私たちと一緒に創りましょう!

☆編集後記☆
親子で気軽に参加できる音楽イベントとあって、取材にうかがったリハーサルも本番も会場が一体となり、終始和やかな雰囲気。終演後、「子どもとの参加が思い出になった」「楽器を大勢で演奏できてうれしかった」「また演奏したい!」などと話してくださるサチコさん、いづみさんの笑顔がとても印象的でした。この催しは来年も開催予定で、参加希望や問い合わせはメールでも受け付け中です。ピアニスト山地真美さんの活動もオフィシャルサイトやフェイスブックで随時更新されていますので、ぜひチェックしてみてください。(N)

 

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