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もっと知りたい五月人形!

5月5日は「こどもの日」、こどもの日といえば「五月人形」と「こいのぼり」!
今年新たに息子さんが生まれ、お祖父ちゃん、お祖母ちゃんを筆頭に張り切っておられるご家庭も多いと思います。
でも、一口に五月人形といっても種類は多いし、特に女性には馴染みが薄く、どう選べばよいのか、はじめはピンと来ないママさんも多いのではないでしょうか?
端午の節句を前に、五月人形の由来や種類、選び方などを岡山市北区奉還町の「人形のこどもや本店」へ伺ってきました。

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五月人形とこいのぼりの由来
鎌倉時代より、武家社会では家の中に武具を、外には幟(のぼり)を飾って男の子の成長を祝う風習があったそうです。江戸時代になり、庶民も男の子が生まれると、災いの通り道(鬼門)に武具を飾って端午の節句をお祝いしました。こいのぼりも同じく江戸時代に庶民の間で広まり、家のそばに幟を立てて小さな鯉の小旗をつけて祝いました。後にこの鯉の幟が大きくなったといわれています。こいのぼりには、鯉が滝を登ると竜になって天に登るという中国の伝説(登竜門伝説)に因んだ「立身出世」のほか、「『わが子がここにいますよ』と神様へお知らせをする」という意味合いも兼ねているそうです。一般的に、鎧や兜などは内飾り、こいのぼりは外飾りとされています。

飾り始める時期
ひな人形と同じく、きちんと決まっているわけではありません。二十四節気の一つでもある「春分の日」(3月20日)は、長い間冬眠していた生き物が動き出す時期とも言われ、節句を飾るのに良い日にちと言えるとのこと。また、ひな人形を飾るご家庭では、旧暦のひな祭り(4月3日)の後、飾り替えるのもお勧めです。

片付ける時期
ひな人形のように「早く片付けないと婚期が遅れる」(これも根拠はないらしいです)などの言われはありませんが、時期のものなので6月初めの天気が良く、湿気の少ない日に毛ばたきなどで優しくホコリを払ってからしまいましょうとのことです。

種類と選び方
最初に考えるべきことは「飾る場所はどこか」。また、しまう時の収納スペースも決めておきたいところ。それぞれのスペースを測っておくと、どのタイプ(大きさ)の五月人形を選べばよいか絞れるでしょう。サイズ感が決まれば、あとはお好みのものをチョイス!次に代表的な五月人形とこいのぼり、そして人気の傾向をご紹介します。

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≪五月人形≫

① 兜
最近一番よく選ばれるタイプは兜のみの省スペースなもの。「今のリビングに合うデザイン」とのことで、シルバー系が最近の人気だそう。
 
その中でも、「たがね彫り」という技法を用いた兜がお店のお勧めでもあり、人気が高いとのこと。
 
落ち着いた色調で高級感があり、魅力的です。

伝統的な京甲冑
京甲冑は京都の貴族社会の中で生まれたもので、昔ながらの兜のつくり、煌びやかで優雅な気品が漂います。
 
品質にこだわったものをお探しの方にはぴったりかもしれません。

細部の作り
高級なものほど小さい金具や紐が使用されているそう。
 
繊細な金具、細い紐が編みこまれた兜。細かい作業は手間隙がかかります。
 
平均的なものと比べてみると、違いがよくわかります!

② 鎧
伝統的な京甲冑もさることながら、最近は大河などに登場する有名武将が使用したモデルも!
 
伊達政宗と上杉謙信のアシンメトリー(左右非対称)な兜の形が、シンプル、おしゃれでかっこいいと女性(主にママ)に人気があるそうです。

また、こんなユーモアあふれるお品も!

立派なひげと裏腹な可愛らしい見た目!


兜の上の飾りが、ウサギや猫など3種類の動物に取り替え可能!気分やお子様の好みによって、簡単に付け替えられます。

さらに、足の裏にはキュートな肉球!

③ 子供大将
愛らしい表情がとてもかわいい子供大将。

種類も豊富で、色んな衣装がありました。


なかには男の子が好きな乗り物にカッコよく乗った人形も
お顔も現代風の作りになっていて、左の昔ながらのものと比べると輪郭や目も随分と違います。

≪こいのぼり≫

こいのぼりは庭園用やベランダ用、室内用があり、五月人形と同じくどこに飾るか、それぞれの住環境によって選ばれます。

近年はベランダ用や室内用を購入される方が増えているそうです。

室内用ではオリジナル「デニム桃太郎鯉のぼり」の人気とのこと。

ちりめん素材が一般的ですが、デニム素材が岡山ならではで新鮮ですね。デニムの鯉に桃太郎や猿、鳥、犬がまたがる、かわいらしい室内こいのぼり。インテリアとしても使えそうですね。

また、従来吹流しには家紋を入れていましたが、近年は子どもの名前を入れるのが主流になってきているそうです。



室内用の吹き流しがないタイプは、名前旗を一緒に購入される方も多いそうです。

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核家族やマンション世帯の増加など、昔と生活環境が変化している中、
コンパクトなタイプや普段の生活に馴染みやすいスタイリッシュな商品を好む方が増え、品揃えも変化していることがわかりました。
また、かつては両親(子どもからすればお祖父ちゃん、お祖母ちゃん)が結婚相手の家を思って選んでいたのが、
今は子どもの親(お父さん、お母さん)が主体となって、好みのものを選ぶことが多い-というお話が印象的でした。
五月人形やこいのぼりの由来を知り、お子様の健やかな成長を願いつつ、
ご家族で端午の節句をお祝いしていただけたらなと思います。

☆編集後記☆
姉妹で育ったため五月人形やこいのぼりには縁遠く、お店でじっくり見るのも今回の「こどもや本店」さんが初めてでした。想像していたよりはるかにバリエーション豊富で見応えたっぷり。ボリュームに圧倒されました!我が家には今年2歳になる息子がいます。五月人形やこいのぼりは両親が選んでくれたのですが、「そう言えば、置く場所の広さや好みを質問されたな」とお話を伺いながら思い出しました。今度、選んだポイントなども聞いてみたいなと思いました。そして、家族で息子の成長をお祝いしていきたいと思います。(A)

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