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LaLaアートツアー in 林原美術館 「美術館が動物園?夏休みいきもの大集合!」開催しました♪

⼦どもたちに美術品を楽しんでもらうため、昨年から始まった「LaLaアートツアー」(LaLaOkayama主催)。今年は8⽉7⽇(⽔)、岡⼭市北区丸の内の林原美術館で開催♪夏休みで元気いっぱいの⼩学⽣ら親⼦連れ約40⼈が参加しました。

 

今夏の企画展は「美術館が動物園?夏休みいきもの大集合!」。岡山市の池田動物園の展示協力のもと、館蔵品から「いきもの」をテーマに展観しています。「美術館が動物園」-?池田動物園はおかやまっ子にはおなじみですが、果たしてどんな動物と“出会える”のか。ワクワクしながらいざ開会です!

展示室に入ると早速、トラが描かれた大きな襖絵がお出迎え!今回の企画展では、「陸」「空」「水中」…と動物の種類別に展示。解説いただいたのは、前回に続き学芸員の橋本さんです。

作品解説に加え、池田動物園で実際に飼育している動物たちの説明パネルも設置。襖絵の横には、動物園に今春やってきたばかりのトラの「サンちゃん」の写真が飾ってありました。

中へ進むと、動物を描いたり模したりした美術品がずらり!ライオン、サル、ゾウ、シカ…。「ホントに動物園みたい!」。大好きな「動物園」と美術品のコラボに、子どもたちの目がキラキラ輝いていました。

2匹の獅子を描いた掛幅「獅子図 今尾景年筆」(明治32[1899]年)。墨の濃淡で表現された獅子は今にも動き出しそう!?

「色絵象形香炉」(江戸時代)。アジア象の姿を写した美しい装飾が目を引きます。

「鹿置物」(明治時代)。肥前平戸藩(現・長崎県平戸市)で焼かれた「平戸焼」による細工物とのこと。

続いては「空のいきもの」コーナー。ハト、タカ、クジャク、ニワトリ…たくさんの種類の鳥の作品が展示されています。子どもたちの興味を引いたのは、岡山藩主の幼少期の作品。江戸時代の岡山の殿様が同年代のときに描いたとされる作品を見て、「すごいなあ!」「僕のほうが上手かなぁ…」なんて盛り上がりました!

「鳥図鑑 池田綱政筆」(慶安元[1648]年)。初公開。2代岡山藩主・池田綱政が11歳のとき描いたとされる図鑑。11歳とは思えないスゴイ画力です!!

陸、空と続いて次は「水中・水辺のいきもの」。カニや貝、鯉などを描いた作品が並びます。はじめは動物探しに夢中の子どもたち。展示が進むにつれて集中力が冴え、日本画の表現技法や、絵画にまつわる中国の伝説のお話に熱心に耳を傾けていました。

「貝の図 池田綱政筆」(江戸時代)。絵や和歌の題材として用いられていた貝。彩色による精緻さにはびっくりです!

竜や鳳凰など「伝説のいきもの」、そして締めに私たち「ヒト」のコーナーで展示は終了。解説後は恒例の⾃由観覧です。お気に入りの動物の作品を見に意気揚々と入口へ戻る姿は、まるで本当の動物園に来たよう!?美術館グッズのお土産もいただき、ちょっぴり得した気分で閉会しました。

 

美術館と動物園が協力した新感覚の展覧会「美術館が動物園?夏休みいきもの大集合!」は9⽉16⽇(月・祝)まで絶賛開催中です︕また、会期中は林原美術館入場券・池田動物園入園レシート提示で、両施設の入場料の相互割引も実施。お子様と一緒に両施設を行き来して、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪

 

「美術館が動物園?夏休みいきもの大集合!」の詳細はこちらをチェック︕

【《林原美術館》企画展「美術館が動物園?夏休みいきもの大集合!」】

さらに、今年の夏はキャンドル作り体験を開催!可愛い動物のキャンドルを作ってみませんか?

ワークショップ「キャンドル作り体験」

 

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