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【イベントレポート】LaLaアートツアー in 岡山芸術交流2022 この秋、新聞記者になろう!

子どもたちにより美術品に慣れ親しんでもらう 「LaLaアートツアー」。今回は、岡山市で3年ごとに開催される国際現代美術展「岡山芸術交流2022」(9月30日〜11月27日)のメイン会場である旧内山下小学校のアート作品を親子で一緒に楽しんでもらいました。
さらに、子どもたちには実際に取材して記事を書いてもらう「新聞記者体験」もしてもらいました!
記事を書くため熱心に観察や質問したりと、楽しみながら頑張った子どもたちの様子をレポートしていきます! 

 

岡山市内外の小1~4とその保護者計8組が参加。年齢別に2班に分かれ、それぞれ岡山芸術交流の広報担当の方々に引率・説明してもらいました。

旧内山下小学校には13カ国28組の作家の作品を展示。校舎内はもちろん、体育館やプール、校庭とシチュエーションを生かした展示がされています。

 

高学年組はまず体育館へ。入るとまず巨大アート滑り台に目を奪われます!
この作品は実際に滑ることもできるんですよ! ※身長制限あり

 

そして、その裏には大理石でできたオイルドラムステージが…。
一見普通のステージですが、実は9トンもする大理石ですべて作られているそう。
子どもたちは驚きながらも、実際にステージ上に立ってみたり触ってみたりと興味津々。

 

続いて壁にはダニエル・ボイド氏の絵画が掛かっていました。
ボイド氏の作品は校舎内にもありますが、ドットを使って描く彼の作品は近くからと遠くからでは見え方が大きく違います。
子どもたちは、一つの作品を違った距離や角度から見る楽しさを知ったようです。

 

次に木造校舎へ移動。ここでも各教室に独創的なアート作品が多数展示されています。
科学と融合した作品の前では、熱心に、それでいてとても不思議そうに眺めていた子どもたち。
「なるほど〜!!そういうことか!」と何か発見するたびに一生懸命メモをとっていました。

 

「視点を変えると見え方が変わる」-この気付きからさらに何かを発見した子どもたち。
目をやったのは始めにみんなで集合した校庭の芝生。
校庭にいたときは何も意識せず歩いていたけれど、校舎の2階の窓からみるとそこにも巨大アートが…。

「芝生に文字が書かれてる!!」「さっきは全然気づかなかった!」とみんなでちょっと感動しました。

 

そして最後にまた外へ出て校庭を散策。
あら不思議…やっぱり近い距離だとこの芝生アートに気づかない。。

子どもたちは宝探しをするかのようにアート作品をワクワクしながら見て回りました。
石でできた雪ヒョウやプールにドカンと寝転んでいるクマなどには大興奮。

「どうやって削ったの?」「どうやって運んできたの?」「これは何からできてるの?」など、子どもたちは“新聞記者”としてたくさん質問していました。

 
 

 

約1時間半の鑑賞が終わり、最後に芝生広場に集まってみんなで記念撮影!

 

終了直後、アートツアー&記者体験をしてみた感想をインタビューしてきました。

◎忠津万優さん(小4)

いろんな作品が見れてとても良かったです。
一番気に入ったのは曽根裕さんの大きな滑り台。
本当にジェットコースターみたいで感動しました。
プールのクマの目が何でできているか取材して、アクリル製だと教えてもらいました。

 

◎上野千尋さん(小3)

いろんな人が作った作品をたくさん見れて、それぞれイメージも違っていて面白かったです。
中でもプールのクマが一番のお気に入り。
重さや長さ、素材なども取材して、たくさんメモを取ったので、良い記事が書けそうです!
とても楽しかったです。


子どもたちの記事は一部抜粋して11月12日付山陽新聞朝刊へ掲載!
またLaLa Okayamaのサイトでは全文を紹介しています!!
子どもたちによる素直な目線の記事をぜひ見てみてください♪

 

↓子どもたちのレポート全文はこちら
【子ども記者レポート】LaLaアートツアー in 岡山芸術交流2022 この秋、新聞記者になろう!

 

 

「岡山芸術交流2022 Do we dream under the same sky」

会期 11月27日まで(月曜休み)
鑑賞券 一般1800円、岡山県民1500円、大学・専門学校生1000円、65歳以上1300円、高校生以下無料
問い合わせ 実行委事務局(086-221-0033)

 


【編集後記】

明治20年開校、平成13年に閉校した旧内山下小学校ですが、校庭内には国指定重要文化財の岡山城西丸西手櫓も残っています。
芸術作品だけでなく、そういった文化財にも触れることができるとても魅力的な会場でした。

子どもたちは今回、ただ鑑賞するだけでなく記者体験をすることでさらに熱心に、より深くアート作品を楽しんでいるようでした。
子どもならではの発想力の豊かさや、柔軟性に驚かされる場面も多かったです。

パパやママが芸術に詳しくなくても、小さい頃からこういった芸術に触れさせることは、子どもたちに大きな刺激と発想を与えてくれると感じました。
私も後日、息子たちを連れて行きます!

高校生以下は入場無料ですので、皆さんもぜひこの機会にご家族でアートを楽しんでください!(LaLa編集部:W)

 

☟LaLaおかチャンネルでイベントの様子をちょこっとご紹介☟

 

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