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『ママのための声かけと見守りコーチング勉強会』

『良い子に育ってほしい』と願わない親はいませんよね。
けれども願うばかりでは育ちません、そもそも『良い子』ってどんな子だと思いますか?

 

そんな疑問を解決してくれるのは2020年教育改革研究会が主催する『ママのための声かけと見守りコーチング勉強会』です。
ここでは、毎回テーマを決めて、子どもの才能を伸ばす見守りや声かけについて学んでいます。

 

講師は山本真結子さん(2020年教育改革研究会顧問、学習塾『自学道場』コーチ)


今回のテーマは『良い子ってどんな子?』~子どもの評価軸を間違えないための3つの方法~について勉強会が開催されました。

 


まず、講座の初めにまいまいから参加者のママたちにこんな質問が。
「ママからみて、良い子ってどんな子だ思いますか?」

 

それに対してママたちから様々な意見がでました。

 

・挨拶ができる子

・約束が守れる子

・思いやりがある子

 

その他にもこんな観点からも見てみました。
「学校の先生からみた『良い子』はどんな子?」
「世間から見た『良い子』はどんな子?」

 

見る角度が変わると、おのずと答えも変わってきますね。
『良い子』の評価基準が見る角度によって変わるのであれば
『良い子』の評価は一体どのようにしたらいいのでしょう・・・

 

 

 

それは、子ども自身に自分の評価をさせることです。
いくら人から褒められても自分の結果に自分自身が満足してなければ、その子の心は満たされません。
自分で自分を評価することが大切です。

そこで、「子どもの評価軸を間違えないための3つの方法」をお伝えしてもらいました。

 

①子どもの評価は本人がする。
自ら考えて行動し、それを評価することで、本人の自信にもつながっていきます。

 

②行動と感情を分ける。
子どもがイタズラをしたりすると普段の生活の中での子どもの行動を振り返り、「同じことを何回も!!」と感情が爆発して勢いに任せて物事を伝えた経験はありませんか?
「いたずらをする」「同じ事を何回もする」
これらを同時に伝えても子どもは理解できません。
また子どもは『今』を生きており、つねにアップデートしながら過ごしているので過去のことは覚えていません。
過去と今の本人は違います。
携帯やPCのアップデートなどと思っていただけたら、わかりやすいかもしれませんね。
そのことを念頭において物事を伝える時は本人の人格は否定せず、本人の行動を伝えてあげて下さいね。
これがなかなか難しいですけどね・・・

 

 

③正解だけでなく納得解をみつける。
双方で相談してお互いが納得する答えを考えていく。
例えば、門限を何時にするとか、お小遣いをいくらに設定するなど、お互いの意見を出しつつ、双方が納得いく答えを出していくことにより、違いも認め合えて、よりよい関係を築くことができます。
これは親子に限らず、人間関係において大切なことですね。

 

これからの学びには、自ら考え、判断し、表現する力が必要だと言われています。
そんな時代を生き抜く子どもたちにとって大切なことは『大人、親が何を求めているか?』よりも、自分はこれが良い!と思うから、こう行動する!という意思が持てることが大切です。

ママたちがこの3つの子どもの評価軸をしっかりと持てば、子どもたちは自分のチカラで育っていきます。
もちろんママ自身も、自分への評価をしっかりもって、褒めて認めて、笑顔ですごせるようになりたいですね。

子どもへの声かけを学びながら、最後はママ自身が自分と向き合え、子どもと自分の有り方を見つめ直せる。そんな時間を過ごすことができました。
子どもの可能性を伸ばせる親に、そしてママが自分自身の可能性も伸ばせるようになりたいですね!

自学道場
〒710-0833
倉敷市西中新田313-2 2F
086-434-8088

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