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【岡山・就職支援】パソナ岡山が就職氷河期世代を対象に就労支援を実施!働き方を見直すチャンスに

 バブル崩壊後、新卒の就職が特に厳しかった時代に社会に出た、30代半ばから40代半ばの「就職氷河期世代」。現在、この世代で正規雇用を希望しながらも非正規での就労を余儀なくされている人はおよそ50万人いるとみられています。政府は2019年6月、「経済財政運営と改革の基本方針」において「就職氷河期世代」に対する支援を強化し、この世代の正規雇用を3年間で30万人増やすという目標を発表。岡山市内では、「社会の問題点を解決する」を企業理念に掲げる「株式会社パソナ岡山」がいち早くこの支援活動に取り組んでいると聞き、LaLa編集部が取材してきました。

 

 

◎パソナ岡山の「伴走型 就職氷河期世代応援事業」について

≪求職者向け≫

変わるなら今 私の人生を生きる

対象は早期就職を目指す35~49歳の方で、就職支援研修(5日間のリカレント教育)に参加できることが条件。説明選考会(面談)では素直さややる気を重視しており、合格者のみが就職支援研修を受けることができます。就職支援研修は1日3時間程度、具体的な内容は①自己分析②就職活動計画・個別面談③応募書類作成のポイント・求人票の見方④第一印象・コミュニケーション⑤面接トレーニングなどです。また、就職内定後も約半年間、専用のコンサルタントが寄り添ってくれる“伴走型”の継続的な支援があるのもとても心強く、安心です。

2020年1月8日の事業開始に先立ち、2019年11月中旬から説明選考会の募集を開始し、説明選考会を12月に3回企画したところ、定員(10人)の倍以上の応募があったそうで、それだけ注目度の高い事業だということが分かります。

 

≪企業向け≫

フレッシュなベテラン “今”が採用しどき!

少子高齢化で労働人口が減少し、採用活動に苦戦している企業が多々見受けられる中、パソナ岡山では社会人基礎力がある経験豊富な「就職氷河期世代」を選考・育成し、企業に紹介するなど、入社後のミスマッチ解消に努めています。特に地元岡山の中小企業を中心に、採用を希望する企業の募集を行っているとのこと。求職者だけでなく、受け入れる企業の方にもアプローチしており、まさしく“橋渡し役”を担ってくれています。

◎パソナ岡山セカンドキャリア支援室の織田紘子さんからのメッセージ

説明選考会の合格者に共通していることは、受け身ではなく、やる気があること。現に応募中に就職が決まった方もいるくらいです。お子さんの進学を機に就職を希望される方、単身世帯の方など積極的な応募があります。人生100年時代、子育てが一段落したこの世代が今後の社会の新しい目線となるかもしれません!

 

 

「伴走型 就職氷河期世代応援事業」は好評につき、第二弾・第三弾も開催を検討中とのこと。ぜひ今後のパソナ岡山の取り組みをチェックしてみてください。

 

 

■株式会社パソナ岡山 セカンドキャリア支援室

岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル

TEL 086-233-0350

http://www.pasona-okayama.co.jp/

 

【編集後記】

大学3年生の秋。男性も女性も一斉にリクルートスーツに着替え、茶髪も黒に染め、いつもたわいもない話で談笑していたホールには、履歴書やエントリーシートを必死に記入する姿があふれていました。何社も就職試験を掛け持ちし、なのに、なかなか就職先が決まらない毎日。内定をたくさんもらう人がいる一方で、もう1年留年してチャンスを狙う同級生も…。後になって「就職氷河期」と名付けられた当時のことを思い出します。

この世代の方々は特に「自分の働き方がこのままでいいのか」と悩むことも多いのではないでしょうか。高齢になって生活が困窮するのを防ぐためにも、今一度働き方の見直しが必要かもしれません。

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