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グルテンフリー生活を実践しよう♪③ お米の栄養とママの愛情が ギュッとつまった米粉パン

女性が大好きなパンやパスタ、ふわふわのケーキなどの材料に使われて、日頃から摂取する機会の多い小麦粉。

その小麦に含まれる「グルテン」という成分が、実はアレルギー症状以外にも身体の不調を引き起こす一つの要因になっているのをご存じでしょうか?

とはいえ、グルテンのネガティブな側面だけを見るのではなく上手に付き合い、グルテンフリー生活を実践すると、食の世界が想像以上に広がり、暮らしの楽しみ方も増えるのだとか。

そこで、LaLa編集部では、「グルテンフリー生活を実戦しよう♪」をテーマにした情報を3回のシリーズで紹介していきます。

グルテンフリー特集最後は、不動の人気を誇るパンについて。

子どもも大人も大好きなパン。でも、遺伝子組み換えやポストハーベスト(収穫後の農作物に散布する殺菌剤や防カビ剤)の小麦粉が、体に負担をかけることに不安を感じているママも少なくないのでは?

今回は国内産の米粉で美味しい角食の米粉パン製造に成功した「グリーンコープ生活協同組合おかやま」を取材しました。米粉パン開発に携わったグリーンコープ生協おかやま組合員のママたちの情熱と開発までの道のりをレポートします♪

★グリーンコープについて

グリーンコープは、「家族の健やかな暮らしを守り、安心して暮らせる社会にしたい」という母の願いのもと、1988年に設立した生活協同組合。現在は、県内では岡山市中心に約5000世帯、中国、関西、九州、滋賀の全体では、約41万人の会員ネットワークがあり、宅配などを通して、「国産」という枠だけには止まらない、真の意味での安心安全の食材食品の提供に努めています。例えば、畜産における非遺伝子組み換え飼料(non-GMO)の使用や生育環境の徹底や、産地直結の食材の提供、安心安全加工食品の豊富な品揃え、リサイクルへの取り組み、放射性物質の検査等々ー。「これだけ大規模に安心してお買い物ができるなんて!心強い存在!」「ママ達の毎日の子育て経験が、グリーンコープの活動で活かせる!」と、食に関してはもとより、女性活躍の場としての評価も高いのだとか。

★ママたちの優しく沸きあがる情熱

グリーンコープ生協おかやまには、組合員で形成されている3つの専門委員会(商品/福祉/平和環境)と地区ごとに設置された8つの地区委員会があります。(※1つは休止中で現在7地区)希望をすれば組合員の誰もが、気軽にその委員会に参加でき、それぞれの委員会での学び合いや情報交換は、暮らしそのものに実践力と深い学びを与えてくれます。同時に、それぞれの委員会での活動アイデアに磨きをかけることもあるそうです。

今回の、米粉パン『う米ぱん』(うまいパン)の開発に情熱を注いだのは、商品委員会のママたち。約4年間う米ぱんの開発に携わり、発売後も多くの人に知ってもらえるように活動しているのは商品委員会の青木望さんと橋本百代さん。

青木さんは14歳・11歳・7歳・1歳のお子さんを、橋本さんは12歳・10歳・8歳・3歳・8ヶ月のお子さんを育てている子育て真っ盛りのママたち。

出産を機に、お二人の食に対しての意識は変化し、グリーンコープの組合員へ。そして、商品委員会の参加に繋がっていたそうです。

「ママたちの経験や知恵で、子どもたちに安心して食べさせられる食べ物を開発できるので楽しいですよ。商品開発の経験がなくても大丈夫!お金のためではなく、食で多くの人を幸せにできるやりがいのある活動です。興味がある方は、ぜひ参加してみてください。」

和やかに言葉を交わすお二人の姿からは、異年齢の子育てをするベテランママの優しい風格を感じます。日々の子育てを通して培った知恵や希望が「食」として具現化できるのは、ママのロマンでもあり、仲間づくりにも役立ちそう♪

(左 : 橋本百代さん / 右 : 青木望さん)

★米粉パン「う米パン」開発ドラマ

開発のスタートは2016年。グローバリズムの波は食の欧米化に益々拍車をかけ、グリーンコープでも、米の注文数の減少が問題になっていたのだとか。そこで、「お米を沢山食べて元気になってほしい!」という願いのもと、お米を手軽に食べられる方法を模索。そんなとき「お米をみんなが好きなパンにしよう!」というヒラメキをきっかけに、米粉パンの開発が本格的にスタート。時を同じくして、アレルギー体質のお子さんのママもこのプロジェクトに加入し、「グルテンフリー」というキーワードが出てきたそうです。

活動を始め、地産地消をモットーに、ママ達の足で岡山県内の美味しい米粉パンを作れるパン工房ようやく探し当てましたが、喜んだのも束の間。その工房とは残念ながらご縁がありませんでした。その後、あきらめることなく活動を続け、九州にある製粉会社とパン工場と出会い、試作に再度チャレンジ。ファーストサンプルの仕上がりは、添加物が加えられ真っ白で見た目のいい馴染みのある甘い食パン。でも、ママたちの目指すものはそれではなかった。原材料で使用されていた不必要な添加物を排除し、砂糖も白砂糖からミネラル分が含まれるきび砂糖に変更。油は、溶剤を使って抽出された米油ではなく、グリーンコープのこだわりの一番搾りのなたね油へ。塩も、同コープのなぎさの塩を使用。パンのしっとり感を出すために、グルコマンガン(こんにゃく粉)で工夫。同じ素材や分量でも、焼き型が違うだけで、食感にも差がでることに気がついたママ達は、焼き型にも注視し、完成するまで食感についても妥協せず、試作を繰り返したのだとか。

そうして完成したのが「う米パン」!!

キャッチーな見た目の良さよりも、原材料の質の向上と食感を大切にした栄養と愛情に満ちたパン。

外はカリッとトーストパンとしても十分に美味しいのですが、ひじきサラダやツナと切り干し大根のマヨ和えなど、和食材を手軽にトッピングするもう一工夫で、米粉の旨味とマッチして、栄養補給をサポートしてくれる美味しいご飯パンになりますよ。ママたちの開発ドラマやアレンジう米パンの話を聞いていると、家族で食べてみたくなりますよね♪

★これからのママたちの活躍

「う米パン自体は、小麦粉は一斉使用していませんが、製造工場内では、小麦粉製品を生産しているため、アレルギー対応のグルテンフリーとは言えません。でも、アレルギー症状の度合いによっては、『小麦粉のパンは食べられないけれど、う米パンなら食べられる』となれば、食の選択肢が増えますし、周りのお友達との食の違いや疎外感を感じることが少なくなるかもしれません。アレルギーをもつ子どもたち『みんなで食を囲む喜び』を増やすお手伝いをこの『う米パン』が担ってくれたら嬉しいです。」青木さんと橋下さんは、温かな表情で口を揃えます。

商品委員会では、これからも食材を吟味して、バリアのない美味しい食品を食卓に届けられるよう楽しみながら、商品開発に取り組んでいくそうです。

今後も、ママたちの活躍から目が離せませんね。

出産・子育てを通しておこる意識の変革は、子どもからの大きなギフト。もし、新しく芽生えた意識の中に、グリーンコープのコンセプトやママたちの活動とリンクするものがあれば、イベントなどにも参加してみてくださいね。

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また、グリーンコープをお得に利用できる方法もあります。

・初めての方に限り、無料サンプルのお届け。

・妊婦さんや0歳児がいる家庭には、1年間個配手数料が無料。

・3人以上の班配ならば全品3%OFFで手数料無料。など。

・キープ&ショップ受け取り3%OFF

気になる方は、ぜひグリーンコープへ詳細をお問い合わせくださいね♪

(編集後記)

働くことでお金を生み出すことだけが、「社会的に働くこと」。そんな暗示にかかっていた私自身に「はっ」としました。子育てに専念していると、社会で再び働くことに臆病になったり、ブランクが空いて知識や技能のアップデートができていないことに、自分自身で不安や劣等感を作りだしたりすることがあったのかも。。。子育てで得た知識や経験が何よりも役立ち、ママとして最も輝ける場所の1つがあることを知り、嬉しくなった取材でした。

(LaLa編集部・T)

□グリーンコープ生活協同組合おかやま

 住所 : 〒700-0973 岡山県岡山市北区下中野311-113

Tel : 086-805-2566 Fax : 086-805-2569(平日10:00~17:00)

Web : https://greencoop-okayama.jp/

※ LaLaOkayamaのこの記事を読んで、グリーンコープへ直接お問い合わせして頂いた読者の方(グリーンコープへ加入されていない方に限ります)の中から抽選で30名様に、「う米パン」サンプルをプレゼント!

当選者の発表は、商品の発送をもってかえさせていただきます。

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