自分らしい働き方って?
ストレスフリーな子育てを知りたい!
夫の協力は必要?
など全てはキャンピングカーで解決する!と言い切る永松ゆきさんへのインタビューです。
Q:お子さんとキャンピングカーで出かける際にご主人はどうされているのですか?
A:家で一人暮らしを満喫しています。普段と変わらない生活をしているようです。
ふたり旅については、理解して応援してくれています。どちらかと言うと「行ってきてください」という感じですね。私がストレスフリーでいられることが最優先のようです。
Q:日本一周する中で、一番の思い出は?
A: 私もこの歳になるまで、新幹線や飛行機からしか見たことがなく、ちゃんと見に行ったことのなかった「富士山」に一緒に行けたこと。
もう少し大きくなったら、一緒に登ってみたいです。
Q: 二人っきりでの旅行で大変だったことは?
A:キャンピングカーにはシャワーやトイレが付いていないため、行く先々では、温泉や日帰り入浴施設を利用します。自宅とは違い、風呂が広いので、歩き回るようになった1歳くらいから、自分の頭を洗うのが大変。
Q:旅行中の仕事はどのようにしていますか?
A:打ち合わせはweb(ビデオ会議やネット中継など)で行ったり、遠方のお客さんや経営者の方にはこちらから旅の途中で会いに行ったりしています。
作業的な仕事はネット環境があれば出来ますので車中や宿泊場所で行います。
仕事中子どもは、家の中にいる状態と同じです。テレビを見たり、お昼寝したりしています。
Q:ガソリン代や高速代など費用はどうやって捻出していますか?
A:仕事の収入や、貯金から捻出しています。高速代はETCのマイレージサービス等を利用して出来るだけ安い曜日や時間帯に利用しています。(このサービスはおすすめです)
ガソリンは地域によって数十円の価格差があるので、安い場所を見つけたらまめに満タンにする様にしています。
Q:キャンピングカー旅をママたちにおすすめするポイントは?3点上げてください。
A:①車内空間が広いので子どもとゆっくり過ごせる。
「動く家」と思っていただけると良いですね。
②荷物を持ち運ばなくて良いので楽。
キッチン用具(調味料、食器や箸、鍋やかんなど)や掃除道具(洗剤、掃除機、雑巾など)も自宅と同じものを装備しています。普通の家庭用の電化製品が使えるのがキャンピングカーの強みですね。
③たくさんの体験を子どもとできる。家にずっといるのに比べてのんびり、ゆったりした気持ちで子育てできる。
つまり、子育てについて、心に余裕ができるということです。今まで仕事や自分のためだけに使っていた時間が24時間子どもに費やされます。楽しみながら、また非日常空間で子育てできるのがキャンピングカー旅の良いところです。
★永松ゆきさんについて
大阪府出身、鳥取市在住。43歳。
社会人、大学生、小学生、1歳、4人のママです。
3人目までのお子さんの子育て中には、バリバリと仕事をするキャリアウーマンでした。いわゆる仕事人間。会社役員も経験しました。帰宅は子どもが寝た後。イクメンパパのおかげで、会社に求められるままにキャリアアップをした結果、家庭は崩壊。
仕事もうまくいくわけありません。そこで働き方を見直しました。
それまでの仕事経験を生かして、ファイナンシャルプランナーとして独立。同時に鳥取へ移住。4人目の子どもの妊娠・出産を機に、仕事の仕方も変更しました。都合に合わせて場所を選べるリモートワークを取り入れたのです。(場所を固定せず仕事をすること。在宅ワーク、テレワークなどと呼ばれることも。)
そして、「子どもと一緒にいられるのは今だけ!」と一念発起して、キャンピングカーを購入しました。
それから10ケ月で、1歳児と日本一周を達成しました。
※正確には沖縄県以外です。
永松さんからのメッセージ:育児に行き詰まったり、不安に思っていたりする、ママにこそこのキャンピングカー旅をオススメします。1日でもいいから非日常の空間と時間を作ってみてください。
その3では、ママと子どもだけのキャンピングカーでの過し方・楽しみ方、おすすめの場所などをご紹介します。
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