前回は、3歳の子のプライベートゾーンに関する反応についてご紹介しました。今回はおうちでのエピソードを二つご紹介します。一つ目は、上の子4歳半、下の子1歳半くらいのときのお話。お父さんと子どもたち3人でお風呂に入っていた時のこと...
下の子が湯船から出ようとした時、かわいいかわいいそのお尻をお父さんがつい触っちゃったのです。それを見た上の子がすぐさま一言、「あ!お父さん今、◯◯ちゃんに『おしり触っていい?』って聞いた?!聞いてないよね?!勝手に触っちゃだめだよ!!!」と言ったのです。
もちろんお父さんはすぐに謝罪(._.)子どもって本当に素直で吸収がはやいと思いませんか?うっかりしてると大人の方が置いていかれちゃいます(*´-`)
もう一つのエピソードは、私が子どもたちと遊んでいた時のお話。「ママ〜抱っこー!ママ大好き〜」と言われ、「ママもだいすき〜〜〜!」と言いながら抱っこして、ほっぺに"ちゅ"としちゃったんですね。
同意を取らずに勝手に。。。
すると、それを見た夫が
「あー!今◯◯ちゃんに“ちゅ”ってしていいか聞いてないーーー!!!」
と私を一喝!
「あ。ついうっかりごめん!ほっぺにちゅってしていいー?」
「うん、いいよー♪」
こんな風に、いつのまにか家族の中で共通して「同意確認」を大事なこととして捉え、お互いに伝えられていたのです。
こんなふとした瞬間がとっても嬉し楽しい♪こんな小さなやりとりを繰り返しながら、とりごえ家では性的同意の練習をしています。
夫婦だって、家族だってそうです。
相手に触れたい時は、
相手の気持ちの確認が必要。
嫌な時はNOと言って大丈夫。
YESと言ってしまったあとでも、
気持ちが変わればNOと伝えて大丈夫。
そして、NOと言われた時、
受け入れてあげられる自分でありたいですね。
私たち大人の方が、苦手なことかもしれません。
これからも、焦ることなく、
子どもたちと一緒に大切なことを学びながら、
一緒に成長していきたいなぁと思っています。
お読みいただきありがとうございました。
それではまた☆
Daisy Life 鳥越 千裕(看護師・看取り士・性教育講師)
いのちについて身近に感じるきっかけづくりをしています。
・幸せな最期のために、
・子どもたちの安心安全で自由な未来のために、
親子で学ぶ習い事「いのちのがっこう」や、「大人から子ども達へ贈る性と生のおはなし」「死生観のおはなしと死の体感ワーク」などをしています。幼稚園や小中学校、学童や子育てサークルで定期的に活動中です。
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「毎日がチャンス☆性教育は親子の日常会話」③/3歳の子もしっかり大切にできるプライベートゾーンのおはなし
「毎日がチャンス☆性教育は親子の日常会話」②/性教育は愛を伝えること
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