保育園へ入園するための活動「保活」は親の人生設計の一つ。「親になった自分たちがどのように過ごしていきたいか」「どのように子育てしていきたいか」-その人生設計によって、保活の動き方が変わります。保活の基礎知識について、岡山市の保育施設の検索ポータルサイト「ほいらく」を運営する大津朱里さんにお伺いする連載第3回です!今回は「保育施設を見学する際のポイント」を詳しく見ていきましょう。
保活において、保育施設の見学はとても重要となります。それは、一度入った認可施設は簡単に転園できないから。参考として、岡山市の保育利用ガイドの一部を抜粋します。
「利用開始後に利用施設を変えること(転園)は、転居や転職等の理由により通うことが著しく困難な場合を除き、 原則として認められません」
子どもを預ける場所なので、事前にしっかり見学しましょう。
保活を進めるおすすめスケジュール(4月入園の場合)はこちらの通りでしたね。
4月:市役所ホームページなどで「保育利用ガイド」を確認しながら、まずは保育制度を知りましょう。
4〜6月:保育施設の情報を集めましょう。「ほいらく」を利用すると探しやすいですよ。
6〜9月:保育施設に見学に行きましょう。
11月:新年度版「保育利用ガイド」を市役所または福祉事務所の担当部署でもらって、保育利用の申請をしましょう。
新型コロナウィルスの影響で園庭開放を見送っている施設も多く、施設の様子を見る機会はそうありません。見学の受け入れ人数を制限しているところもあるので、余裕を持ってスケジューリングできるように早めに動くことをお勧めします。
【保育施設に見学に行く流れ】
見に行った施設のポイントとなるところをメモしておきましょう(希望施設の優先順位を決めるのに役立ちます)。
「ほいらく」では、岡山市の保育施設の検索が可能です。スマホの場合、電話番号のプッシュ通話ですぐかけることができるので、ぜひご活用ください。
【ここがポイント!保育施設見学の際のチェックポイントと確認事項】
聞きたい事は事前にリストアップして、積極的に質問しましょうね。保活は、親と子どもの人生設計の一つです。あなたとお子さんに合った保育施設が見つかることを願っています。あなたの保活が少しでもラクになりますように。
次回は最終回「保育施設の選び方のコツ」についてお話します。
岡山市の保育施設情報は、「ほいらく」でさらに詳しく確認できます。
(執筆者)株式会社ほいらく 代表取締役 大津朱里
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