“子育て折り返し地点”の中学3年と1年の息子をもつLaLa編集部小松好美が、現役ママさんで日本胎内記憶教育協会認定講師のあきばふみえ先生にお話を伺う後半戦。前編では、胎内記憶教育での「子どもの視点」について伺いました。今回は、胎内記憶を踏まえての子育てのお話や、ママのお悩み解決術についてお届けします。
胎内記憶教育の考え方では、子どもたちはママを幸せにするため、ママを選んでやってくると言われています。
子どもが今世でやりたいことを決め、そのやりたいことをさせてくれそうなママ(環境)を選ぶのです。
子育てと胎内記憶は一見、関わりのないようで繋がっています。
子育てには、子どもたちの思いや気持ちをきちんと「見て受け止める」ことが大切です。
ママに悩みがあるということは、一見子どものことで悩んでいるように見えて、実際には子どものことではなくママ自身が抱えている問題が悩みだったりすることも多いです。
ママが忙しくて自分をないがしろにしていると、子どもがそれに気づかせてくれるところを見せてくれるもあります。
よくある「例えば」ですが、お仕事が忙しい時に限って子どもが熱を出すことがありませんか?
実は、頑張りすぎているママを休ませるため、熱を出して身体を張っていることもあるようです。
そんな時はお仕事の手を止めて、お子さんと特に向き合う時間をとってみるといいですね。
私たち大人も幼少期があり、今があると思います。その幼少期の経験の中で、トラウマや辛かったことが今の子育てに影響をしていることもあります。
それは、子どもたちがママのその時の生き方を踏まえ、「ママにもっと楽に生きてほしい」とアクションを起こしているのです。
そこに気づいていただけたら子どもたちも嬉しいのではと思います。
自分のことをよくわかっていない、また何をやっていいのかわからないと言われるママさんも多くいらっしゃいます。
講座でよく受講生さんに、「自分の本当の望みを抑え、周りに合わせて生きているので、自身の『感性』や『感覚』を使って大切に日常を過ごしてみてくださいね!」と伝えています。
「自分はどうしたいのか?」「どうしてほしいのか?」や「嫌だな」「不快だな」という思いには気づくけど、「じゃあ、どうしたらよかった?」「どう言われたかった?」など望みを聞くと答えが出ないのは、自分の感覚を普段から使っていないからなんですよね。
自分の望みや希望を考え、そこに気づくところだけでも上出来。今の自分に変化を求めるなら、そこに行動をプラスしていくと良いと思いますよ。
胎内記憶がある子どもたちに聞くと、ネガティブだったりダメだと思いこんでいるママを選んで生まれてくる子どもたちも多いことが分かります。
それは子どもたちがママを幸せにしたいと意気込んでやってくるから、やりがいがあるんです。そこにママが気づいてくれたら嬉しいですね!
不安や悩みでいっぱいな子育てから脱出したいと思ったら、子どもの力を借りてみてくださいね。子どもの力を借りるのであれば、子どもたちを信頼することが一番です。
あきば ふみえ
1975年生まれ。岡山市在住。2009年、現在のご主人と結婚し、二男二女を育てるステップファミリーに。11年に赤ちゃん連れのママの居場所づくりのため、コミュニケーションを楽しむ教室「きらきら」をオープン。ベビーマッサージ、サイン、ベビースキンケア講師の経験を経て、18年に「胎内記憶教育」を提唱する産婦人科医・池川明氏との出会いから、日本胎内記憶教育協会認定講師資格を取得。現在はラジオや音声配信、ブログ、SNSなどで胎内記憶教育の情報を配信中。
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