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才能を伸ばす子育て⑥子どもの才能をとことん伸ばす究極の方法

子どもの才能という種を見つけ育てていくため、そしてその種が花開きその子の人生を彩っていくために親ができることとは何か?

最終回の今回は「才能を伸ばし続けるためにできること」をお伝えしていきます。

 

親がすべき3つのこと

前回「才能をつぶす方法」と逆のことと言えるのですが、誤解を恐れず言うのなら、親が子の才能を伸ばすためにすべきことは「余計なことをしない」です。

子どもの才能の種を見つけたり可能性を広げるためには、「さまざまな経験をさせたりいろんなものを見せることがいい」と今までお伝えしてきました。

そう、見つけるまでは親のサポートはとても大切。しかし、子どもが「これが好き!」「これをもっとやりたい!!」というものに出合えたなら、もう親の出番は少なくなります。

 

子どもはやりたいと思ったら勝手に集中し、考え、工夫していくもので、その過程でさまざまな能力を自分で育てていきます。

もしかしたら見た目にはぼーっとしているように見えることもあるかもしれないし、逆にそればかりしすぎて心配になることもあるかもしれません。

けれど、子どもは自分の才能の育て方を無意識で知っていて、実行しているだけなので安心してください。

とはいえもう少しできることを知りたいですよね。具体的には3つあります。

 

①サポートはするけれど先回りしすぎない

子どもがやっていることを見ていると、「次はこれが必要そうだな」「これがあると便利だろうな」など、色々と見えてくると思います。

もしくは「もっとこうしたらいいのに」「このままだと失敗しちゃう」など。

しかし、子どもから求められていないのに先に物やアドバイスを与えてしまうと、子ども自身が「必要」と感じることができなくなってしまうし、自分で考える機会を奪ってしまいます。

求められたら一緒に考える・準備するというサポート役になりましょう。

 

②夢中になっていたら黙って見守る

途中で声をかけるとせっかくの集中が切れてしまうし、意識する対象がやっていることや物自体から周りの人になってしまいます。

途中で集中を切ることを繰り返すと、せっかく育ちつつある集中力が続きにくくなってしまうので、ここは夢中になっている我が子の表情や様子を観察して楽しんでみてください☆

 

③認めるタイミングを見逃さない

集中していた子が何かやり遂げたときや作り上げたとき、子ども自身はそれだけでとてつもない達成感を味わっています。

そこには親からの大げさな誉め言葉やご褒美は必要ありません。

とはいえ、子どもは大好きな親には認めてもらいたいと思っているし、「タイミングよく認めること」ができたなら、子どもはそれを「もっと大好き♡」で「もっとやりたい!」になることもあります。

そのタイミングとは、

・子どもの中でなにかやりきって「ふぅ」と息をついたとき

・子どもから「見て見て!!」と呼ばれたとき

そのときに「できたね」「ここまでやったんだね」など認めるような、見たまま・感じたままの事実を伝えてあげる。それだけで子どもは「見てくれた」「認めてくれた」と嬉しくなります。

中には「もっと褒めて!!」と求めてくる子がいるかもしれませんが、その場合は例外として満足するまで褒めてあげていいです。

しかし基本は大げさに褒め過ぎるのはNG。なぜなら、褒められることが目的にすり替わってしまうから。

「やりきって感じた達成感が一番」と感じられると、いつまでも自分で続けることができますよ。

 

注意!

夢中になれるからといってゲームやスマホ、動画類は要注意!!

ゲーム機やスマホなどのアプリ、YouTubeなどの動画類は、誰でも夢中になりやすく作られているので、制限なく遊ばせていると依存症になりやすくなってしまいます。

もちろん「好きで楽しい」「簡単に世界が広がる」というメリットもありますが、やりすぎによるデメリットは計り知れません。

もしこれらの物を扱う場合は始めにしっかりルールを決め、それを親子で守るようにしましょう。

そうすることで、ルールの中で楽しむことや時間管理、自己コントロールなどの力を養うことにもつながりますよ☆

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございました。

子どもの才能は無限大。色んな可能性を秘めています。

我が子にはどんな才能があるのか、たくさんある才能をしっかり観察し、ゆっくり育っていく様子を楽しんでくださいね。

 

いくりん

2学年差3人兄妹の母。妊娠中にワンオペ子育てを3年間経験。そんな中でも、学び好きな性格から心理学や親子講座、脳科学など子育てについて積極的に学ぶ。子育ては「気軽に楽しく幸せになれるエンターテイメント♡」と思いながら日々子どもたちと接する。

 

☟前回の記事はこちら

・⑤子どもの才能をつぶす方法

・④可能性の広げ方

 

☟「育てる」のほかの記事はこちら

・[歯科医師ママの健康教室]コロナ禍を経て、子どもたちの健康を守るために②健康を育てるお口へのアプローチ(0~5歳)

・自分で幸せをつくれる子になる方法⑥子どもとの距離感の取り方

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