本題に入る前に、まずは記事が遅れてしまって申し訳ありませんでした。
「仕方ないなぁ」「今月も読むよ」という心優しい方が読んでくださると嬉しいです。
さて、今月は「観察すると良いことだらけ」をお届けいたします。
① 子どもの行動や思考の癖を振り返ってみよう
② 子どもの得意と自分の得意の違いを知ろう
③ 隣で休憩してみよう
一学年もあっという間に終わり、締めの時期が近づいてきましたね。この一年間、お子さまはどんな風に過ごされましたか?
目標に向かって課題に挑戦した子もいれば、のんびり過ごした子もいるかも知れませんが、これは「どちらが正解だ!」という話ではありません。
ぜひ親子でどんな一年だったか共有し合ってみてください。
例えば「どんな状況のときに頑張れたか」とか「この時期は何だかしんどかった」といった感じです。
「自分の癖を自分自身で知る」「自分の身近な人に知ってもらう」-これをすると自分の状況を客観的に見る練習になり、後々自分を助けてくれる力の一つになります。
客観的に自分を見れると効率良く時間が使えるようになります。
自分で考えて動いているようで、実は周りのいろんな情報や刺激に動かされていたりします。
そこを上手く自分の物にしていければ、より能力が発揮できるようになります♪
当たり前ですが、子どもは両親の遺伝子を掛け合わせて生まれてきます。
これは特に子どもと長時間過ごす方に読んでほしいのですが、自分の常識が子どもの常識とは限らないし、子どもの常識も親の常識と一緒とは限らないということです。
「何を言っているんだ当たり前じゃないか!」と思う方もいらっしゃるかも知れません。でもそういう方こそ一度立ち止まってみてください(^^)/
常識は常に変化し続けていきます。20年程前のインターネット検索は、少しのズレでもほしい情報にたどり着けませんでした。しかし現在はどうでしょう?
キーワードが多少ずれていても推測検索してくれ、子どもでもある程度答えにたどり着けるようになってきました。
そう常識は「その時代自分の身の回りにあった出来事」に過ぎないということ。
例えば片づけが得意なお母さんがいたとします。
そのお子さんは出した物をすぐ元に戻すのがとても苦手。なぜならすぐ違うことに目移りしてしまい気がそぞろになるからです。
この場合「出したものは片づけなさい!!」と言いたくなりますが、その子の片づけやすいタイミングはいつなのか、また片づけにくい物は何なのかなど、「片づけない」という行動がどんなメカニズムでそうなっているのかを観察してみてください。
「そんなめんどくさいことを…」と思うかもしれませんが、意外とこれを知っていると子どもと摩擦少なく過ごせるんです♪
自分にとってやりやすいタイミングが、相手も同じではないときもあるということですね(*^^*)
子どもたちといると、自分が興味を抱かなかった世界に触れる機会があります。
それが絵だったり工作だったり、「推し」だったり…理解が追いつかないこともあると思います。
このとき「一緒に楽しむといいですよ」と言うと、楽しまなきゃと感じているお母さん方はできていない自分を責めてしまうかもしれません。
私は無理に一緒に楽しまなくてもいいと思います。
子どもには子どもの世界感があって、お母さんにはお母さんの世界感がある。
もちろん楽しめる人は一緒に楽しむのもOKです!(横取りはしちゃわないでくださいね(笑))
「他のお母さんのように楽しむなんてできない」というお母さんは…
隣に座って休憩しましょう(*’▽’)♪
それだけでいいんです♪
その効果は…ぜひご自身で体験してみてくださいね(*^^*)
山本 真結子(やまもと まいこ)塾講師・セミナー講師
電器店勤務、エステティシャン・ネイリスト経験を経て8年前に教育業界へ転身。転身後、コーチングによる学習塾を開くというオーナーと出会い、「学習=一方通行で教えこまれる物」という概念から目が開かれる感覚を味わう。開校後みるみる楽しそうに力を伸ばしていく生徒たちを目の当たりにし、「今後はこれが主流になる、そして生徒の幸せにつながる」と実感。以来すっかり教育業界に魅せられ、自身も成長の日々を送る。専門学校1年と高校2年の2児の母。
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