「体験の風をおこそう」運動を聞いたことはありますか?青少年の健全な育成を目指す国立青少年教育振興機構(東京)が、子どもたちの体験活動の重要性を広めるため、全国で進めている運動です。ここ岡山でも、吉備中央町の国立吉備青少年自然の家を中心とした実行委員会が、県内でさまざまな体験イベントを開催。10月の推進月間を前に、「体験の風をおこそう」運動について紹介します。
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同機構が20~60代約5000人に実施した調査によると、自然活動や友達との遊びなどの体験活動は若い世代ほど減っているといいます。また、子どものころの体験活動が多いほど、自立心や豊かな人間性の育成など、その後の成長に良い影響がみられるという傾向も。
「体験の風をおこそう」運動はこうした調査・研究を背景に、外遊びをはじめ家族行事や地域行事、動植物のお世話、お手伝いなど、幼いころの自然や生活、社会の中でのさまざまな体験の重要性を広く伝え、社会全体で体験活動を推進する機運を高めるべく実施されています。
岡山でも2年前、国立吉備青少年自然の家(吉備中央町)を中心に「岡山県地域ぐるみで『体験の風をおこそう』運動推進実行委員会」が発足。青少年教育施設や県教委、民間団体・企業など18団体が加盟し、「でぇれ~体験 ぼっけ~感動」をキャッチフレーズに毎年、県内の体験行事をまとめたパンフレットを作成。児童・園児らへ配布するなどして、体験活動の重要性をPRしています。
また、同機構などは毎年10月を「体験の風をおこそう推進月間」に制定しており、県内でも親子キャンプやスポーツ、収穫体験、観察イベントなど、各所でさまざまなイベントが予定されています。そろそろ涼しくなる時期。ぜひ家族で体験活動を通した思い出づくりに取り組んでみでください。
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