子育てと仕事を両立するためにどう働くか、時短勤務、在宅勤務、フレックスなど仕事の仕方も近年多様化してきています。
どのような働き方を選択し、子育てと両立しているのか、働くママに話を聞きました。

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Case.1

働きやすさ×技術習得
【パート】難波　愛さん（27）

＊＊難波さんのタイムスケジュール＊＊

▽子育てと仕事、どのように両立していますか？

現在、小学校2年生、1年生と、保育園に通う子どもがいるので、時短勤務を選択しています。社長も保育園に通う子どもがいる子育て世代なので、働くママに理解のある職場なのがありがたいです。家庭や子どもの行事などを優先できるのはもちろん、子どもの急病や悪天候による急なお休みにも快く対応してくれます。時には、同じように子育て中の同僚ママや、社長と“子育てあるある”で盛り上がることも。自分１人だとつい考え込んでしまうような子育ての悩みを気軽に話せることで、ストレス解消にもつながっていると思います。

▽お仕事の環境や内容を教えてください。

アパレルメーカーの工房で、帆布のバッグやレザー小物を作っています。工房は、廃校になった小学校をリノベーションして作った緑いっぱいの環境で、建物やインテリアがおしゃれなところも気に入っています。私は主にレザーを扱う部署に所属しています。働き始めて2年になるのですが、最初のころはレザーのコバ（側面）を磨いて整えたり、これから縫ったりカシメを打ったりする場所の印を入れたりなど、補佐的な仕事が多かったのですが、少しずつできることが増えていき、今は簡単なレザーの裁断や足踏みミシンを使った縫製の行程にも入るようになりました。

▽仕事のやりがいはどのような時に感じますか。

もともと、黙々と作業をするのが好きなタイプなので、自分の受け持った工程のものがどんどん仕上がっていくのが楽しいです。例えば帆布とレザーを使ったバッグなどを作る場合は、最初のレザーを整える前工程と、縫製が終わった後にペイントをしたり持ち手を付けたりなどの仕上げの行程、両方を行うことがあるのですが、自分が作ったものが形になり、仕上げをすることで製品になるのをみると充実感を感じます。レザー1枚、帆布一枚から仕上げまで携われるのは、大工場の縫製現場では味わえないことだと思います。レザークラフトの基本が学べたことで、お休みの日にはスキレットの持ち手カバーを自作したり、自分でほしいものを作れるようになったもの嬉しいですね。

難波さん自作のスキレットの持ち手カバー。

∴-∵-職場紹介-∵-∴

有限会社nap
「THE SUPERIOR LABOR」「MULLER & BROS」「T.S.L CUB」などの自社ブランドを展開し、少人数の職人によるジャパニーズハンドメイドのものづくりは、国内だけではなく、海外からもファンが多い。2012年に岡山市内より吉備中央町に移転してからは、移住者の雇用支援や地域の主婦の積極的なパート雇用、地元小学校でのワークショップ開催など地域貢献にも取り組む。2018年秋より新店舗オープン予定で、パートアルバイトを募集中。

岡山県加賀郡吉備中央町上田東字ハチガハナ2395-5
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