初めての妊娠、出産には不安がつきもの。
でも、その一方でマタニティ期にしか味わえない楽しみもあります。
LaLa okayamaでは、これからママになるプレママさんを全力応援♪
岡山で産む、岡山で育てることがもっともっと楽しくなる、
プレママ期・マタニティ期のオススメ情報をご紹介します。
未来ある子供たちのためにコツコツと準備したい教育資金。
親であれば子供たちの「やりたいこと!」に背中を押してあげたい想いはみな同じ。
「子どもが産まれたら、学資保険に入らんとおえんで。大学行かそうおも~たら、ぼっけぇお金がいるんじゃけぇ」どこかで聞いたことのある会話。
教育資金を貯める方法は学資保険だけではありません!
いろいろな選択肢がある中で我が家にあった貯め方は?
今回は、子どものための“貯蓄”について、ママさんファイナンシャルプランナーの佐藤香名さんに伺いました。
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はじめに、国が準備してくれているお金について復習してみましょう。
児童手当とは、中学校卒業まで(15歳の誕生日後の最初の3月31日まで)の児童を養育している方に、支給される手当のことです。
◇0~3歳未満 一律15,000円
◆3歳~小学校修了まで
第1子、第2子 :10,000円(第3子以降:15,000円)
◇中学生 一律10,000円
◆所得制限以上 一律 5,000円
0歳~中学生までトータルでどれくらいもらえるのでしょうか。
※支給期間は15歳に到達後の最初の年度末までとなり、総支給額に誤差があります。
≪第1子、第2子≫
15,000円×12ヵ月×3年 (3歳未満)
10,000円×12ヵ月×12年(3歳~中学校修了まで)
⇒合計 1,980,000円
≪第3子以降≫
15,000円×12ヵ月×12年(小学校修了まで)
10,000円×12ヵ月×3年 (中学校)
⇒合計 2,520,000円
児童手当金を貯めるだけでも、大学入学準備金を賄うことはできます。
しかし、大学費用すべてを賄うことは到底できません。
「子どもが産まれたら学資保険をかけなきゃ!」
教育資金を貯める目的とは、大学費用を準備することになります。
以前掲載された「ズバリ!FPママがお伝えする知っ得情報!こんなにかかる教育資金!? 」で費用をおさらいしてみてください。
まず、[教育資金の積立=学資保険]という固定概念から少し柔軟になってみてください。
教育資金の準備方法は、学資保険だけではありません。
お金を貯める方法はたくさんありますが、大切なのはお金を貯める「目的」。
人生の中で必要なお金。何がありますか?
マイホーム、車、旅行、趣味、介護など…
その中に教育資金があります。
「未来ある子供たちのために少しでも多く貯めたい」みなさん同じ想いだと思います。
しかし、子どもたちと暮らすマイホームを持ちたい。子どもたちとディズニーランドに行きたい。
たくさんの夢や目標を叶えるために、必要な資金もあります。
さまざまな目的の人生資金をバランスよく計画的に準備しましょう。
■銀行、ネット銀行:定期預金(円・外貨)、ボーナスキャンペーンなど
■保険会社:学資保険、低解約終身保険(円・米ドル)、養老保険、変額保険など
■証券会社:国債、社債、投資信託、など
時間をかけてコツコツ貯めていく教育資金。
せっかくですから、ぜひ、貯めた金額よりも多く受け取れる貯め方をしてください。
◎例えば、学資保険によくあるケースですが、
支払いが月々10,000円×12ヵ月×18年=2,160,000円
18歳時に満期金200万円受取。
→この場合、払い込んだ金額よりも16万円少なくなってしまいます。
なぜでしょう。
⇒学資保険等には保険(保障)がついている場合が多く、払い込んだ金額より満期金は少なくなることもあります。
この例の場合、16万円分は保険料ということですね。
子どもの教育資金積立の目的である保険に保障が本当に必要なのかどうか、ぜひ検証をしてみてください。保険の見直しをするきっかけにもなります。
「どうせ貯めるなら増えたほうがいい。でも、リスクは取りたくない」そんなお気持ちもよくわかります。
そこで最近、教育資金の積立でよく利用されているのが低解約型終身保険(死亡保障)です。
メリット
一定期間(払込期間)を過ぎれば、払い込んだ保険料より多く受け取れる。
必要な時にお金を払い出す(解約)ことができる。
被保険者(例えば親)に万が一のことがあった場合に死亡保障がでる。
デメリット
低解約型終身保険には、円建てと米ドル建ての商品があります。円建てよりも米ドル建ての方が運用成績が良いです。
しかし、為替の影響について理解する必要があります。
教育資金は使うタイミングが「このとき!」と決まっているので、値動きがある外貨や投資信託は積極的におススメできません。ご家庭の資産として教育資金に特化せず、人生資金の一部として考えるのであれば、資産の一部にバランスを考えた上で投資商品もあってもよいと思います。
さまざまな商品を持ち、リスクを分散させることを「分散投資」といい、有効な手段の一つです。ただ、チャレンジする際には、どのような商品なのか、どのようなリスクがあるのか、そのリスクを安心して受け入れることができるか、よく検討されることを心掛けてください
☆編集後記☆
現在、わが家の一番上の娘が高校3年生です。
周りのママ達の話題は、奨学金や大学入試の話題で持ちきり。
9月、10月はAO入試の合格発表もあり、この時期に入学金を納める親御さんもいらっしゃいます。大学入試制度もどんどん変わっていきます。
親も時代の流れに沿って、情報収集をお忘れなく!
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妻としてママとしてFPとして伝えたい想い
「人生豊かに暮らしていきたい」誰もが願うことです。
自分のために家族のためにちょっとアンテナを立ててみませんか?
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