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はじめてママを全力応援♪ GO!GO!プレママ応援隊
vol.4「胎教」

初めての妊娠、出産には不安がつきもの。
でも、その一方でマタニティ期にしか味わえない楽しみもあります。
LaLa okayamaでは、これからママになるプレママさんを全力応援♪
岡山で産む、岡山で育てることがもっともっと楽しくなる、
プレママ期・マタニティ期のオススメ情報をご紹介します。

胎教

今回は「胎教」について、助産師歴17年のシャノン香織さんにお話を伺いました。

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胎教とは?

胎教というと、お腹の中の赤ちゃんに絵本を読み聞かせたり、クラシック音楽を聴かせたりするなど、何か特別なことをするイメージを持たれている方が多いと思います。
それらももちろんいいことですが、本来の「胎教」とは、赤ちゃんと生活をともに過ごしながら、感情を共有したり身体の環境を整え、「母性」を育てることだと思うんです。

胎教を始めるのはいつから?

妊娠したときからが、胎教のはじまりです。
お腹に触れ、赤ちゃんに「おはよう」「おいしいね」「外は気持ちいいね」などと声をかけ、お互いリラックスして、心地良く過ごしていきましょう。
赤ちゃんは20週(6ヵ月)になると、胎動を感じ始める頃で、赤ちゃんはママの鼓動を子宮の中で聞いています。
さらに、28週(8ヵ月)頃には赤ちゃんは聴覚もだいぶ発達し、外からの音も聞こえてきます。パパの声も子宮の壁を通じて聞こえていますよ。

胎教とは、どんなことをすればいいのでしょう

何よりも、赤ちゃんに「待ってるよ」「大好きだよ!」「楽しみにしてるよ!」と伝えてあげてください。
赤ちゃんの様子をうかがいながら、「赤ちゃんはお腹の中で何をしてるかな?」と想像し、意識をすることが大切です。
情報があふれる中、「〇〇しなければ、いいママになれない」と思ってしまうママもいらっしゃいますが、そんなことはありません。
胎教におすすめといわれるクラシック音楽や絵本などもありますが、音楽はママが聞いて心地いい曲ならポップスでも童謡でもいいと思います。本であれば、読みやすい短くて簡単な絵本や、赤ちゃんに読んであげたいと思う絵本を選ぶといいと思います。
一番大切なことは、ママがリラックスして赤ちゃんとコミュニケーションを取ることです。それは、特別なことでなく、自分のスタイルにあったものでいいのです。

胎教の効果とは?

コミュニケーションをとることで「家族・親子の絆」を強くし、生後の信頼関係も深まり、情緒が安定するといわれています。
ママの出産に対する意識が高いと、満足度も高く、いい出産がきっとできます。

パパができる胎教は?

パパはママのお腹が大きくなるまで、あまり実感がわかないかもしれません。
そんなときでもパパは、ママに大切に思っていると、言葉で愛情を伝えてあげてほしいです。その日あった出来事を話したり、ママにマッサージをしてあげたり…。いたわる気持ちを伝えることで、パパ自身の「父性」を育てることにもつながります。ケンカは控えるよう、コミュニケーションを大切にすることです。

妊婦さんにメッセージを

妊娠出産は、まさに神秘的な出来事の連続。お腹の中の赤ちゃんとコミュニケーションをとりながら、ママになる心の準備をしていきましょうね。

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シャノン香織さん

年間分娩件数が1000件以上ある病院(岡山市内)で、助産師として働かれています。
育児のスタートには欠かせない、母乳育児の支援をされています。
また、マタニティフィットネスインストラクターの資格もお持ちで、妊婦さんや産後のママさんと赤ちゃんにエクササイズも教えることもあるそうです。
妊娠出産育児を通して、ママさんとその家族に寄り添うケアを心掛けて、ほぼ毎日、「お産」という命が誕生する現場に立ち会われています。

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