全国に※約68,000以上あるといわれている歯科診療所。
ママたちからは、
「たくさんあって、どこに行けばいいのか分からない」、「そもそも歯医者さんって、どこもやっていることは同じなの?」、「子どもが通いやすい歯医者さんは?」、
「ママの私もゆっくり歯科健診を受けたい」といった声も。
そこで、LaLa編集部は、そんな疑問や要望にお応えすべく、
岡山市内にある、ママにおすすめの歯科医院3施設を取材しました。
※厚生労働省の医療施設動態調査より
*お子さん連れのママが喜ぶ設備やサービスが充実!
当院は小さなお子さん連れのママでも安心して通える設備やサービスが充実しています。院内はベビーカーにも嬉しいバリアフリーで、診療スペースも広々としているのでベビーカーごと入室可能。キッズスペースをはじめ、受付付近にはベビーベッドもあり、広々としたトイレにおむつ交換台も完備しています。
さらに、保育士資格を持つスタッフ2名が常勤しており、無料の託児サービスも。ママの治療中、お子さんはスタッフと遊びながら待つことができます。赤ちゃんももちろん託児OK。予約時に託児利用の旨を伝えるだけで、必要となる持ち物は特にありません。これなら小さなお子さんがいてなかなか歯医者さんに行けないママも安心して治療に専念することができますね。
ママに嬉しい設備やサービスはもちろん、一人一人に合った歯科治療を提案。各診療スペースにある大きなモニターで、口腔内を撮影した画像を確認することができます。
◆◇◆院長の藤田宗祐先生に聞きました◆◇◆
子どものペースに応じた治療
「歯を大事にしたいと思っている方が安心して通える歯医者を目指したい」「痛いところだけを治すのではなく、定期的に歯科健診に通って自分の歯を長持ちさせたいという方の気持ちに寄り添いたい」という思いで開院しました。小児歯科を前面に押し出して診療しているわけではないのですが、お母さんが通っていらして、そのままお子さんも、という方も多いです。
お子さんの場合、とにかく無理強いしないことを心掛けており、だから時間はかかります。まずはイスに座るところからスタートし、次は口を開けて、機械を入れる…。ここまでに何度か通うこともあります。また、お母さんに甘えてしまうタイプの子は母子分離をしてみたり、その子のペースで治療を進めていきます。何度も歯医者さんに足を運んでもらうことになるので、お母さんも負担になったり、「痛いところだけ早く治してほしい」と思ってしまいがちですが、子どもに歯医者さんは怖い場所ではないという認識を植え付けてあげることが長期的に見ると何よりも大事だと考えています。
【取材メモ】
「子どもの歯の管理、虫歯は親の責任です」―。院長の厳しい一言にドキッとさせられました。でも、すぐに優しい目になり、「お子さんのこと、愛情を持って育てていらっしゃるのなら、ぜひ歯医者さんに連れて行ってあげてください。虫歯があったとしても治すことは簡単ですよ」と。院長自身も子育て中のパパ。だからこそ、ママの目線に立って寄り添いながら、しっかりと治療・指導してくださいます。日ごろ育児に追われているママも、歯医者さんが苦手なお子さんも、どんな方でも通いやすい歯科医院です。
■はな歯科クリニック
住所:岡山市北区西花尻1179-1
TEL:086-230-6567
診療日時:月〜金曜9:00〜13:00/15:00〜19:00、土曜9:00〜13:00/14:30〜17:30
休診日:木曜、日曜、祝日
駐車場:10台
妊婦・パートナー健診:○
≪HP≫
*健康な歯を育てるためのシステム「ハピリスキッズクラブ」
当院には歯の生え始めから中学校卒業までのお子さんを対象に、その成長を長期的にサポートする嬉しいシステムがあります。その名も「ハピリスキッズクラブ」!!!当院で診察を受けると自動的に入会となり、まずはお子さん1人に「デンタルファイル」を1冊プレゼント。通常の歯科健診やフッ素塗布の記録や口の中の写真などをその都度ファイリングしてくれ、さらに、お子さんの発達に合わせた家庭での注意ポイントなどを分かりやすく記載したプリントがもらえるなど、健康な歯や歯並びを育てていくためのさまざまな特典がいっぱいです。
親としても目で見てすぐに分かる記録はありがたく、子どもにとっても通ううちにページが増えていくのは嬉しいですよね。入会金など特別な費用はいっさいかからず、来院などの条件を満たすとポイントが付与され、それをためるとプレゼントがもらえるとのこと。ハピリスキッズクラブは楽しみながら歯科健診がしっかりと受けられる仕組みになっています。
また、院内の内装は明るく、天井も高く、診療スペースを含めてとても開放的で、まるでお家のリビングにいるかのような居心地のよい空間に。キッズスペースもあり、ベビーベッドではおむつ交換が可能です。
◆◇◆院長の横道由記子先生に聞きました◆◇◆
お子さんが小さいうちはお母さんの心のケアを大事にしています。今はたくさんの情報があふれ、まじめなお母さんは「あれもこれもやらなくちゃ」と思いがち。でも、私たち専門家を使ってポイントやコツを押さえて上手に育てていきましょう。
お子さんが大きくなってくると、今度はお子さん自身との関係を大事に。お子さんと対等な目線でいることを心掛けています。「お母さんに連れてこられて仕方なく…」ではなく、自らすすんで来てほしい。それが健康な歯を育てるために、何より大切なことなのです。
【取材メモ】
院長は院内にとどまらず、院外でも健康な歯を育てるための教室や離乳食指導など積極的に活動されています。希望があれば院内でもそういった相談がもちろん可能。お子さんの歯の成長を一緒に見守ってくれる歯科医院です。
■和気歯科・小児歯科
住所:岡山市南区新保1318-10
TEL:086-243-9111
診療日時:月〜金曜9:00〜13:00/14:30〜18:00、土曜9:00〜17:00
休診日:水曜、日曜、祝日
駐車場:8台
妊婦・パートナー健診:〇
≪HP≫
*日本で唯一!障害者・有病者専門の歯科医院
当院は障害や病気などで通常の歯科医院での受診が難しい方のための専門の歯医者さんです。障害者歯科・有病者歯科という分野での開業は岡山だけでなく、日本で唯一とのこと。一般の方の受け入れはしていませんが、障害者手帳などの証明は不要。年齢不問なので、お子さんに限らず、大人の方でも受診可能です。
院内は完全バリアフリーで、靴を履きかえる必要もありません。音楽もかかっておらず、広々としたスペースに治療用のイスが1つだけ。やや殺風景で少し落ち着かない感じですが、音楽や匂い、掲示物など、来院される方にとって「刺激」となるものを極力排除した造りになっています。診療スペースも広いので車イスからの移乗も楽で、バギーに乗ったままの治療も可能です。
また、待合いには畳のスペースもあり、好きなおもちゃや本などを持ち込んでもOK。トイレも車イスのまま入れる十分なスペースがあります。
完全予約制なので、ほかの患者さんと時間が重なることはありません。次の患者さんも前の患者さんが終わるまで院内に入ることができないので、いつも同じ静かな環境で治療を受けることができます。
初回の問診では20〜30分かけ、患者さんのことをしっかりと確認。治療は各行程において最初にすべてを分かりやすく説明し、本人の意思を尊重しながら進めていきます。そのためのあらゆる資料や専用の道具も用意しており、一人一人の状況に応じて柔軟に対応してくれます。
◆◇◆院長の北ふみ先生に聞きました◆◇◆
障害のある方の生活に寄り添った治療
岡山大学病院のスペシャルニーズ歯科センターでの勤務を経て、「歯科受診にためらいがちなさまざまな事情がある方やご家族が通いやすい歯科」を目指し、開業しました。『障害者歯科』というのは障害のある方への治療ではなく、障害のある方の生活に寄り添い、支える歯科のこと。当院に来られる方はこれまでにいろいろな病院を受診した経験があり、白衣にいいイメージがない方も多くいます。なので、私は白衣を着ていません。
【取材メモ】
歯科医に加え、社会福祉士の資格も持つ院長。黄色のポロシャツを着ている理由を知り、こんなところにも細かい配慮があったなんて…。これまで障害や病気などの事情で歯科受診をあきらめていたお子さんをお持ちのママさん、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか。
■そらまめ歯科
住所:岡山市北区辰巳28-112
TEL:086-805-4895
予約日時:月〜金曜8:00〜11:00/14:00〜17:00
休診日:土日祝
駐車場:4台
対応可能な障害・病気:知的障害、自閉スペクトラム症、肢体不自由、重症心身症、精神疾患、難病、認知症など
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三宅医院