Home>育てる

[ 育てる ]

【岡山・育児&勉強】 子どもの自主性を伸ばす声掛けのコツ

子どもには「もっと学びたい!やりたい!」と、自ら楽しんで学びを得てほしい―。そう思っている親は多いのではないでしょうか。

そこで、LaLa編集部は、“一人一人の「したい」に答える” をモットーに主体性を大切にされている学習塾『かわた塾』(岡山市)を取材。

講師として日々子どもたちと触れ合う塾長・川田崚介さんから、子どもが自ら勉強したくなる声掛けのコツを教えてもらいました。

勉強に限らずコミュニケーションにおいても、子どもの「もっと!」を引き出すためのヒントが満載です♪

 

 

―かわた塾では子どもが自分で科目や宿題を決めるそうですが、なぜですか?

子どもに限らず私たち大人にも当てはまることなのですが、人というのは基本的に「相手にコントロールされたくない」と感じているんです。強制や命令をできる限り減らして、「あなたが決めていいんだよ」という自律性を尊重するために、自分で科目や宿題を決めてもらっています。

 

実は私も幼いころ、何かと自分で判断したい子どもでして、周りからいろいろ言われるとイヤな気持ちになった経験があります。その気持ちがとても分かるので、子どもたちには窮屈な思いをしてほしくないなという思いがあります。ただ、完全に子どもたちに任すと楽な方向に流れてしまうこともあるので、講師が伴走しながら、必要に応じて一緒に決めています。

 

―問題の答えを教師側が教えないそうですね。

子どものころ、学校や塾の先生、親に勉強を教えてもらっていて「あー!答えは言わないで!もう少しで分かったのに…」という思いをしたり、もしくはお子さんに同じようなことを言われた経験がある方はいませんか?実は子どもたちはできるだけ「自分でやりたい!」と思っているんです。なので、困っていれば解き方のヒントは教えますが、子どもたちが自分で気付いて「自分で解けた!」という成功体験になるように心掛けて指導しています。

 

解答が間違っていた時、「ここは違うよ」と言って正解を教えてしまうのではもったいないと思うんです。具体的には、「正解は…こっちだと見せかけて〜?」と選択肢を狭めてあげたり、「惜しい!99点だわ〜」と茶目っけも出しながら間違えたことに抵抗を持たせないような工夫をしています。正解の頭文字だけ言ってあげるのもいいと思います。要するに、誘導はするけれど、最終的には自分でできたことにさせてあげたい。そこで「できた!」と言う感覚が成功体験へとつながるのです。

―他に主体性を伸ばすコツはありますか?

今までできなかったことができるようになった時は褒めるようにしています。「授業中座って勉強できるようになったね」「この問題、先週は解けなかったけど、今日は解けたね」など、具体的に伝えています。

 

この時に注意していただきたいのが、「点数や偏差値」ではなく、やったことやその過程といった「行動やプロセス」について褒めることです。後者について伝えていくと、子どもの主体性も伸びていきます。

 

―勉強したくない子の特徴はありますか?

「満たされていない」部分がある子どもは、なかなか勉強が手につかない傾向にあるように感じます。例えば、「親の愛情を十分に感じていない」「遊びの時間が少ない」などです。これを強く感じ続けると、非行に走ったりもします。塾や習い事に通わせる前に「子どもとの触れ合いや遊びの時間は確保できているかな?」と考えてみるといいかもしれません。

―川田さんが特に大事にしている、子どもたちとの関わり方とは?

「ジャッジ(評価)しない」ことです。子どもの言動に対して自分の主観で良い・悪いをジャッジしてしまうこともあるかと思います。私もよくありますし(笑)、人間なので完全にジャッジしないことは難しいかもしれません。ただ、ジャッジしていることに気付いた時にはいったん思考をストップし、子どもの言動を見守るように意識しています。

子どもの言動に対して大人は予測できることが多いので「それをしたらこうなるじゃん」「それっていいよね(悪いよね)」と先走ってしまいがち。ですが、それをしてしまうと子どもはやらなくなってしまいます。なので一度言葉を飲み込み、待つ。できるだけフラットにいることが大事なんじゃないかと思います。

―実際、かわた塾に入った子どもたちはどのように変化していますか?

「宿題をするようになった」「成績が上がった」「自習室に通うようになった」「中学受験をしたいと子どもが言うようになった」など、これは一部にすぎませんが、子どもたち一人一人に変化があります。全体として、自分で考えて自主的に勉強するようになり、結果として点数や成績の向上につながっているのではないかと思います。

 

親御さんからも「親身になってくれる」「子どもが嫌がらずに通っている」という声が多く聞かれ、もともと塾嫌いだった子どもが嫌がらずに通えるようになるケースが増えています。親御さんとはLINEでコミュニケーションを密にしているので、他の塾や習い事に比べて相談や連絡がしやすいと思います。

 

■かわた塾

北長瀬校/岡山市北区北長瀬本町20-53

大福校/岡山市南区大福435-55

TEL 086-259-4409(北長瀬校) ※受付時間は平日16:00〜21:30

HP:https://kawatajuku.com

Facebook:https://ja-jp.facebook.com/kawatajyuku/

★新規塾生募集中(新小1〜新高3)。この記事をご覧の方、毎月3名限定で今なら入塾金を半額に!体験申し込みや質問など気軽にお問い合わせください。

 

【編集後記】

子どもたちが自分で考え、成功体験を増やし、目を輝かせていく。その背景には、川田さんの過去の経験があったと言います。親が言うから勉強をし、周りが行くから同じ大学を選択。大手進学塾で講師をしていた時、何となく楽しくなさそうな子どもたちをたくさん見てきたこと。そんな川田さんだからこそ分かる、子どもたちの本当の気持ちをくみ取った声掛けや、勉強の仕方、塾の在り方なんだと思いました。柔軟に自分の未来をつくるためにも取り入れたい考え方であり、わが子もここで楽しく学ばせてみたいと思いました。(LaLa編集部・●)

>一覧に戻る

ログインして「コメントを書く」

Access Ranking