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[歯科医師ママの健康教室] 学童期の姿勢と歯並び

 

前回は、顎や歯並びを育てるためにはしっかり噛む力が大切なことをお話ししました。

奥歯でしっかり噛む力を支えているのは、体幹の安定した姿勢!

正しい姿勢は、正しい飲み込みや呼吸をするためもにも必要です。

今回は学童期に気をつけるポイントをお伝えします。

 

お口を育てる食事の姿勢

足の裏をしっかりつけて食べた方が、背筋が伸びて姿勢が安定するので踏ん張りがきき、噛む力は大きくなります。

 

背筋を伸ばし、腰と膝と足首が直角に曲がって楽に座れる高さの椅子や足台を整えることが大切です。

ぐんぐん成長するこの時期、体に合う高さも変化していくので、時々チェックしてあげてください。

また、食事中にテレビを見ながら食べているお子さんは要注意!!!

姿勢が崩れて偏った噛み方になるため、噛み合わせも歪んでしまう恐れがあります。

机に向かっている時の姿勢

食事の姿勢と同じように、足の裏をしっかりつけて背筋を伸ばします。

腰と膝と足首が直角に曲がって楽に座れる高さの椅子や足台を整えることが大切です。

机に向かって書いたり読んだりしている時に頬づえをついていませんか?

頬づえをすると頭の重さが顎に伝わり、顎や歯列を壊してしまうことがあります。

また、疲れた時に、腕や机に顔を乗せていませんか?

頬づえと同じように、顎や歯列を壊したり成長を阻害したりすることがあるので気を付けましょう。

寝る時の姿勢

昼間にしっかり体を動かし、あおむけで眠れると、顎の成長にとって安心です。

寝返りは打ちますが、寝付くまでの姿勢はあおむけがオススメ!

お母さんやきょうだいが寝ている方向をずっと見ていませんか?

横向き寝をすると、頭の重さの負担が片方の顔や顎にかかります。

横を向く理由があれば、寝る場所を時々入れ替えるなど工夫してみてください。

 

良い姿勢を維持する筋力やバランスを鍛える

足のくるぶしの下に重心が来るように真っすぐ立ち、座骨の上に座る―そんな良い姿勢を保つためには、体幹の筋力が必要です。

赤ちゃんの頃にハイハイを十分していないお子さんも、手押し車や雑巾掛け競争などの遊びにハイハイ運動のやり直しを取り入れると体幹を鍛えることができます。

つま先立ちを何秒できるか、親子で競争するのもオススメです。

つま先立ちはバランスを取る必要があり、自然と身体の中心であるおなか・お尻周り・背中の筋肉を使うことに。

なので気軽に正しい姿勢に必要な筋肉を鍛えることができます。

 

お口を育てるためには、良い姿勢を維持すること、顎や歯列を壊すような姿勢や癖を減らしていくことが大切です。

しっかり噛める、きれいな歯並びを育てるためにできる姿勢のポイントを毎日の生活の中で意識してみてください。

 

今年1月から、お口を育てる①食べ方②呼吸③姿勢―について取り上げてきましたが、いかがでしたか!?

次回は、お口を守る歯磨きについてお伝えします。

 

和気歯科・小児歯科 院長
横道 由記子
岡山大学歯学部を卒業後、岡山市内で父親の歯科医院に勤務しながら二児の母親として読者2,000人のメルマガ「歯科医師ママのむし歯予防」を6年間発行。
平成25年に「お口の健康を通して人の幸せに貢献する」という理念のもと和気歯科医院の二代目院長となる。平成26年より、歯科医院の枠をこえて人の幸せに貢献したい想いからリス企画ビジョンを立ち上げ、健康教室やイベントを開催している。

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