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【卵・乳製品アレルギーっ子のママコラムvol.1】 アレルギーがあっても楽しい毎日を!

結婚から3年後に授かった第一子となる娘。もうすぐ4歳を迎えますが、生後8カ月の頃、卵・乳製品アレルギーが判明しました。“アレルギーっ子ママ”の経験を踏まえ、判明当時の状況や母としての気持ち、アレルギーとの関わり方、料理の苦手な母による除去レシピなどをつづったコラムをこれから数回シリーズで発信していきます。

アレルギーとの付き合いは、慣れもあるのかもしれませんが、思っていたより大変ではなく、うまく付き合うことでそれなりに楽しい毎日を過ごせているように思います。アレルギーの考え方には諸説あり、このコラムはあくまで1組の親子の体験談としてご覧ください。(LaLa編集部・O)

 

◆判明したアレルギー

生後8カ月を迎えた頃、離乳食として、粉ミルクを使ったサツマイモのミルク煮に挑戦しました。食べさせてみたところ、しばらくして全身にじんましんが!その時はすぐに症状は治まりましたが、おかしいと思い、後日病院に連れていきました。アレルギー検査の結果、乳製品にアレルギー反応が出ていることが分かり、同時に数種類のアレルギー検査をしてみたところ、卵にもアレルギー反応が確認されました。

アレルギーの検査は血液検査で行われます。生後8カ月の赤ちゃんの細い血管から採血することはとても難しく、保護者への配慮から別室での採血に。廊下に響き渡るわが子の大きな泣き声を聞くのは思っていた以上につらく、思わず涙ぐんでしまいました。と同時に、一生懸命採血してくれる医療従事者の方々に頭が下がる思いでした。その後、経過を見るため、血液検査は半年ごとに行っています。

 

◆母としての心境

 自分にも周りの家族にもアレルギー疾患のある人がいなかったので、まさか自分の子どもがアレルギーになるとは考えてもみませんでした。ショックを受けないように、「2、3歳になるころには治る子どもが多い」という医師の言葉を真に受けてそこまで深刻に考えていなかった気がします。まだ離乳食を食べさせ始めて間もない頃だったので、あまり実感もなかったのかもしれません。むしろ、後に離乳食が進み、他の子どもが食べられるお菓子をわが子に食べさせられない時にとってもふびんに思い、悲しくなり落ち込みました。多くの洋菓子に卵や牛乳が含まれていることを知り、これからどうしようかと途方に暮れた時もありました。そんな時、励みになったのがInstagramでした。

 

◆#(ハッシュタグ)卵乳製品不使用

 Instagramで「#卵乳製品不使用」というキーワードで検索をしてみると、実に6.8万件以上の投稿があります。手作りのクッキーやケーキだけではなく、市販の商品まで!当時、卵・乳製品なしだと和菓子くらいしか食べられないかもとショックを受けていた私に、工夫次第でアレルギーがあっても生活を楽しむことができそうだと希望を持たせてくれました。また、いろいろと代替商品(例えば卵・乳製品不使用の豆乳チーズ)があることに気付かせてくれたのも、こちらのキーワードでした。

 

◆1歳の誕生日

 アレルギー発覚後の初となる大きなイベント、1歳の誕生日。ハーフバースデー(6カ月)の時から考えていた一大イベントであり、食パンと水切りヨーグルトでケーキを作ってあげようと意気込んでいましたが、どちらも乳製品が使用されていることに気が付きました。いろいろと調べる中で乳成分なしのホットケーキミックスと豆乳ヨーグルトの存在を知り、無事手作りしてあげられることに!ホッとしたと同時に、手作りで祝ってあげることができ、大きな自信になりました。

 

今回はアレルギー判明から1歳までの体験談をお伝えしました。

次回はその後の生活、料理の苦手な母による除去レシピなどを紹介予定です。

※アレルギーに関しては同じ食材でも症状に個人差などがあるため、まずは専門医へのご相談をおすすめします。

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