今年の夏は、平年より暑くなると天気予報で話題になっています。既に6月から真夏の暑さが続いていますが、皆さんお元気にお過ごしでしょうか。
熱中症予防のためにも水分補給が大切な時期ですが、ジュースが増えてむし歯になりやすい時期でもあります。身体にしっかり吸収される水分をとってむし歯も予防できる夏にするために、飲み物のお話をお届けします。
熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節がうまくいかなくなり体内に熱がこもった状態です。
熱中症予防のために、まずは高温多湿で長時間過ごす環境を避けることが大切です。扇風機やエアコンで温度を調節したり、日陰でこまめな休息をとったり、日傘や帽子など服装の工夫をしたり、保冷剤や冷たいタオルで冷やしたりするなどの対策があります。
そして、こまめな水分補給が大切です。
この時補給したいのは、不足する水と塩分やミネラルです。少し糖質を加えるのは体が吸収する速度をあげるためです。糖分が多すぎると吸収速度が遅れ、塩分が足りないと尿で水分が出てマイナス効果となってしまうので熱中症の恐れがある時の水分の選択には注意が必要です。
✔︎ ふつう程度の運動なら、喉が乾かなくてもこまめに水やミネラルを含んだ麦茶を補給する。
✔︎ 大量の汗や脱水症状の際には経口補水液を補給する。
✔︎ 糖質の多いスポーツドリンクや清涼飲料水の飲み過ぎには注意が必要です。
暑い夏を元気に過ごすために、飲み物を上手に選択する参考に、以下の各学会などからのお知らせもあわせてご覧ください。
日本小児歯科学会
https://www.jspd.or.jp/recommendation/article10/
日本学校歯科医会
https://www.nichigakushi.or.jp/dentist/material/pdf/yobou_necchusyou.pdf
アメリカ小児科学会
https://www.jspd.or.jp/recommendation/article10/
横道由記子
岡山大学歯学部を卒業後、岡山市内で父親の歯科医院に勤務しながら二児の母親として読者2000人のメルマガ「歯科医師ママのむし歯予防」を6年間発行。
2013年に「お口の健康を通して人の幸せに貢献する」という理念のもと和気歯科医院の二代目院長となる。
2014年より、歯科医院の枠をこえて、人の幸せに貢献したい想いからリス企画ビジョンを立ち上げ、健康教室やイベントを開催している。
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