岡山の子育てママの皆さん、こんにちは!元保育園の給食の先生で、離乳食コンシェルジュの木村ひろこです。
本記事では、「これから離乳食が始まる」「離乳食真っ最中」のママに向けて、季節の野菜を取り入れた簡単・離乳食レシピをご提案しています。
「日々子どもの世話で忙しい…」「離乳食も考え、大人のごはんも考え、毎日嫌になっちゃう…」「お料理苦手なのに離乳食まで大変…」などお悩みのママ必見!ポイントを押さえて手間(=工程)少なく簡単に!そんな離乳食レシピをご紹介します!
今月の野菜は、ダイコン
冬野菜の代表選手・ダイコン。お味噌汁や煮物、鍋料理など色々な料理に使いやすい野菜ですね。離乳食でも初期から食べさせてあげられる万能野菜。葉の部分も離乳食中期以降から一緒に調理して使えます。今回も離乳食として調理する際のポイントと離乳食レシピをご紹介します。美味しい旬の時期に是非お試しください!
◎離乳食に取り入れる際のポイント:一本丸ごとの中央部分が柔らかく食べやすい
ダイコンは部位によって辛みや繊維質が異なります。選ぶことができるなら一番柔らかく甘みもある中央部分が離乳食には特にオススメ。離乳食で使う際は必ず皮を取り除きます。
皮の付近は繊維が通っているので少し厚めに皮をむくとより柔らかく調理できます。
また冬時期には葉っぱがついたまま流通しているものを目にすることもありますね。柔らかい葉っぱの部分も離乳食用として使えるので、手に取るタイミングがあれば一緒に調理しても良いですよ。
それでは、離乳食初・中・後期に使えるダイコンの簡単離乳食レシピをご紹介します。是非お試しください。
【離乳食初期・ダイコン、ニンジン、シラスのトロトロ】
材料
ダイコン 5g(皮を取り除いたもの)
ニンジン 5g(皮を取り除いたもの)
釜揚げしらす 5g
昆布だし(なければ水)200cc
片栗粉 小さじ1/4(同量の水で溶いておく)
作り方
①鍋にダイコン、ニンジン、昆布だし(なければ水)を入れ火にかける。しっかり柔らかくなるまで煮る。
②釜揚げしらすは熱湯にくぐらせて塩抜きする。
③それぞれ粗熱が取れたら裏ごしをする。
煮えて半透明になったダイコンは、裏ごしをすると目に見えないくらい透明になります。シラスは裏ごし器の裏に残りやすいのですくい取って使いましょう。
④鍋の昆布だしを大さじ2ほど残し、裏ごししたダイコン、ニンジンを戻し入れる。弱火にかけ沸騰したら水溶き片栗粉でとろみをつける。
◎ワンポイントアドバイス!
離乳食の野菜は、「みじん切りくらい小さく切って鍋に入れたらよいのかな?」と思うかもしれませんが、実は大きいままの方が早く柔らかく煮えます。
大人の一口大程度、カレーを作る時のサイズを目安にして切ると良いですよ。
【離乳食中期・ダイコンのツナあんかけ】
材料
ダイコン 15g(皮を取り除いたもの)
ツナ水煮 10g
昆布だし(なければ水)200cc
水溶き片栗粉 小さじ1/4
作り方
①ツナ水煮缶が塩分使用の場合、湯を回しかけ1分ほど漬けおいて塩抜きする。
②鍋に昆布だし、大人の一口大に切ったダイコン、①を入れ火にかける。しっかり柔らかくなるまで蓋をして煮る。
柔らかく煮える前に水分がなくなったら適宜水を追加してください。
③一旦火を止め、ダイコン、ツナをそれぞれ細かくみじん切りにする。
④鍋にツナを戻し再び火をつける。沸騰したら水溶き片栗粉でしっかりとろみをつける。
⑤器にみじん切りのダイコン、③を盛り付ける。
◎ワンポイントアドバイス!
ツナ水煮缶は離乳食作りのお助けアイテム!ストックしておけば「今日の離乳食どうしよう…」という時のタンパク源としてすぐ使えます。
封を開けた後、使い切れない分は小分けにして冷凍保存も可能。魚の繊維が飲み込みにくいことがあるので、しっかりとろみをつけると食べやすくなります。
【離乳食後期・蒸しダイコンスティックのヨーグルトディップ】
材料
ダイコン 30g(皮を取り除いたもの)
ヨーグルト 30g
味噌 1g
作り方
①ダイコンは5mm角ほどの食べやすいスティック状に切り、アルミホイルで包む。
②大人のご飯を炊くタイミングで、通常の水加減のお米の上に①を乗せる。通常通り炊飯ボタンを押して炊飯する。
③ヨーグルト、味噌を和えてディップソースを作る。
④ダイコンをお皿に盛り、ディップソースを添える。
◎ワンポイントアドバイス!
炊飯器で作る蒸し野菜は炊飯と同時に一品でき上がる便利な調理方法です。
ニンジン、アスパラガス、キュウリなど、スティックにできる野菜なら何でもOK!大人用はヨーグルトソースにワサビや醤油、マヨネーズを加えてどうぞ。
一緒に同じ食事を楽しむことができます。
今回の離乳食レシピ、いかがだったでしょうか!旬の味を離乳食に取り入れる方法、試して頂けると嬉しいです。また来月もお楽しみに!
木村ひろこ
岡山県瀬戸内市出身、岡山市在住。自然豊かな環境で育ち、自然と野菜が大好き。夢は海の見える場所でブリュワリー併設のカフェを開くこと。一社)離乳食インストラクター協会認定講師。元保育園給食従事の経験を元に離乳食コンシェルジュとして活動中。離乳食、こどものおやつ、手作りお味噌の会、野菜の作り置き、季節をたのしむジャム作りなどの各種レッスンを開催中。
LaLaOkayamaホームページにて、子連れでしっかり遊べる!「岡山オススメ公園ナビ」を月1回連載中。
Instagram @kimura.hiroko_kayaya
離乳食セミナーは、お子さまの時期に合わせて初期・中期・後期・完了期の4パターンで開催。
岡山市内での対面レッスン/オンラインレッスンよりお選びいただけます(対面レッスンは一部試食可能)。
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BLOG 忙しいママのために♡簡単&時短の離乳食作りを応援!離乳食コンシェルジュ 木村ひろこ
https://ameblo.jp/premiere-hiroko
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・忙しいママに!元保育園の給食の先生が提案する「季節の野菜を取り入れた簡単!離乳食レシピ」⑨カボチャ
・忙しいママに!元保育園の給食の先生が提案する「季節の野菜を取り入れた簡単!離乳食レシピ」⑧ナス
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