つい先日、テレビを見ていると、
「男なら怖くてもやらなきゃいけない時がある!」
というセリフが流れてきたんです。
それに対して子どもたちがすかさず、
「男なら...?男なら、とかじゃないよな?」とコメント。
「おぉ!そこに『男も女も関係ない』と違和感を感じたんだ!すごい!」と思いました。
テレビや日常会話の中で、ジェンダー差別や「プライベートゾーンが守られていない」と感じる時は、さりげなく私自身の考えを伝えるようにしています。
「その積み重ねが、子ども自身が自分で違和感を感じる力となっている」
おうち性教育をしていて「楽しい・嬉しい」を感じる瞬間です。
何かを続ける時に「楽しい」と思えるかどうかってとっても大事ですよね。
おうち性教育の中で「楽しい!」と思える瞬間を見つけてもらえると嬉しいです。
おうち性教育には「相談できる親子関係になる」という目的もあります。
相談って、真剣に話を聞いてくれる人にしますよね。
まずは、普段から「子どもの話を聴こう」です。
・話を最後まで聴く
・子どもの方を向いて聴く
・相槌を打つ
・子どもが黙ってもせかさない(20秒は待とう)
当たり前のことなんですけど、この当たり前がなかなか難しいですよね。
子どもにとって「相談したい」「聴いてくれる」と思える、信頼できる大人であるために、私も小さな努力を続けたいと思います。
性教育はみなさんが大切にしていることの延長にあります。
何気ない声かけや行動が大切な信頼関係を築いていきます。
「性教育って意外と身近かも!」「これならやってみたい!」と思うことが一つでもあったならとても嬉しいです。
みなさんの中にある性教育観の芽が、これからますます素敵に花開きますように。
それでは、一年間お読みいただきありがとうございました。
デイジーライフ 鳥越 千裕
(看護師・看取り士・性教育講師)
いのちについて身近に感じるきっかけづくりをしています。
・幸せな最期のために、
・子ども達の安心安全で自由な未来のために、
「親子で学ぶ性教育」や、「大人から子ども達へ贈る性と生のおはなし」「死生観のおはなしと死の体感ワーク」などをしています。幼稚園や小中学校、学童や子育てサークルで定期的に活動中です。
インスタhttps://instagram.com/inochi.no.gakkou__daisy
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・「毎日がチャンス☆性教育は親子の日常会話」⑩/突然の質問にどう答える?
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