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[歯科医師ママの健康教室] 乳歯はいつ頃どんな順番で生えてくるの?

今回は、歯はいつ頃生えてくるの?どんな順番で生えてくるの?という疑問におこたえします。

医院に来院されるお母様からも、LINE相談を下さるお母様からもよくこのご質問を頂きます。

歯が生える時期は、個人差がとても大きいので、まわりの赤ちゃんと違うことも多いからです。

それでは、歯が生えてくる時期と順番についてお話ししていきます。

 

下の前歯(乳中切歯、乳側切歯)

最初にはえてくる下の前歯は、6ヶ月〜9ヶ月頃に生えてくることが多いですが、早いと4ヶ月に生えてくる赤ちゃんもいますし、ゆっくりだと1歳を過ぎてから生えてくる赤ちゃんもいます。

きょうだいでも歯が生えてくる時期は何ヶ月も違うことがよくあります。

 

あまり早く生えてくると、赤ちゃんのお口の中や、お母さんの乳首を傷つけることもあるので、歯科医院に相談してください。

 

上の前歯(乳中切歯、乳側切歯)

次に生えてくるのは上の前歯です。下の前歯が生えて数ヶ月で生えてくることが多いです。

上下の前歯がそろうと、前歯でかじり取って一口量を覚えることを学ぶ時期です。

奥歯(第一乳臼歯)

前歯がそろった後は、2歳になる頃までに、1本目の乳臼歯(第一乳臼歯)が生えてくることが多いです。前歯の隣に生える犬歯より先に生えてくることが多いので、前歯と乳臼歯の間に1本分隙間があいていることにびっくりして来院されるお母様も多いです。

乳臼歯が上下左右生えそろうと、やっとしっかりとご飯をすりつぶすことができるようになります。

 

犬歯(乳犬歯)

乳犬歯は、乳臼歯が生えてから数ヶ月遅れて生えてくることが多いです。

 

奥歯(第二乳犬歯)

最後の乳歯は、2歳〜3歳ごろに生えてきます。

乳歯が生えそろうと、全部で20本です。永久歯は全部で28本ありますから、乳歯が全て生えそろっても噛む力は大人の3分の1くらいです。焦らずゆっくりと噛む力を育てていきましょう。

 

歯の生える時期や順番は、個人差が大きい

どの赤ちゃんもこの順番で生えてくるわけではなく、順番が前後することもあります。

全部生え揃ってからも、大人より少ない小さな歯で噛み方を学びながら成長しています。

 

離乳食がはじまっても最初から上手には噛めません。

いろいろな経験をしながら噛む練習をしているお子さんの成長をご家族が安心して見守り、日々の成長の喜びを感じていけるようこれからもいろいろな角度からお伝えしていきたいと思います。

歯が生える時期や順番だけでなく、歯の本数が少なかったり、多かったり、歯と歯がくっついていたりといった個性があることもあります。

気になることがあれば、気軽に歯科医院を受診して相談してください。

 

個別の相談は、ハピリスキッズクラブ 公式LINEより無料で受け付けています。ぜひ登録してお気軽にご相談ください。

 

横道由記子

子どもの頃にむし歯だけでなく、歯並びに悩んで矯正治療を受けた経験から、予防歯科という言葉にひかれ、地元岡山大学の歯学部で学び、平成25年に和気歯科医院院長となる。

むし歯の予防だけでなく、噛み合わせにおいても、原因を見つけ治療とあわせて予防していく考え方を学び、我が子の子育てで悩み、学んだことをいかして、医院では小児歯科・小児矯正歯科を担当している。

地域の保育園、幼稚園、公民館など子育て支援事業や企業主催の健康教室などで健康なお口と心身を育むサポートを積極的に行っている。

 

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