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自分で幸せをつくれる子になる方法⑤子どもも親も幸せになろう!

暑かった夏休みも終盤に差し掛かりました。保護者の皆さま、今年も夏休みお疲れさまでした!!
お子さまとどんなひとときを過ごされましたでしょうか。

さて今月は「子どもも親も幸せになろう!」をテーマにお届けいたします。

 

① 再スタートだと考えよう

② 家庭の中を学校にしない

③ 私たち大人の心が幸せで満たされていないと子どもたちは満たされない

 

①再スタートだと考えよう

皆さんご存じの通り、新学期9月は長期休み明けからスタートします。

それは“春休み明けと似た状態に一旦戻る”ということ。そして春休みより気温も高くお休みも長いので、どちらかというと、「より疲弊した状態で甘えん坊になっている状態からの再スタート」だと
考えてください。

 

こういった背景から、9月は食生活と睡眠リズムの修正など生活基盤を充実させていきましょう。
まず食生活ですが、

―――――毎日一汁三菜作ってください!!―――――

ということではありません。(#^^#)

個人差はあると思いますが子どもたちは長期休みの間、日ごろ食べない物を食べたり冷たいおやつや麺類が増えるなど、学校があるときに比べて食事バランスは崩れやすくなっています。

そこから、休み明けは何を摂取するかでなく「何を摂取しないか」を考えてほしいのです。夏休みに摂りすぎていた物は控え、足らなかった物は補う-そんな帳尻を合わせていくイメージです!

そうするといずれ栄養のバランスと体のバランスが取れる瞬間が訪れ、そのとき本人のパフォーマンスが最大限に引き出されます!

 

次に睡眠リズムの修正ですが、休み中も整っているご家庭はそのまま継続を。「少し乱れてしまったな」と感じるご家庭はご家族の生活リズムとも調整しながら、22時には眠りにつけるようにできるといいですね!

 

②家庭の中を学校にしない

9月は提出課題や出展作品が返ってくる時期ですが、ここで注意してほしいのは
「結果だけにフォーカスしない」ということです。

例えば、子どもの絵が入選し展示されましたが結果は銀賞。そのとき、子どもは「金賞が欲しかった」と泣きました。いないと思いますが、「次は金賞がとれるようにお母さんも手伝うから…」なんてことは
やめましょう(;^ω^)

子どもがどんな経過をたどって作品を仕上げ、結果をどのように受け取ったのか-そのプロセスを一緒に味わうだけでいいのです。

 

家庭の中に評価はいりません。ご自身に置き換えてみてください。

会社では仕事を査定され、家に帰れば「今日の晩御飯は少し味が濃い…」「洗濯物にしわが付いていたよ…」などと言われたら、「じゃあもう自分でしなさい!!( `―´)ノ」となりませんか(;^ω^)
私はなりますし、そんな風に言われるのは嫌です。

 

「子どもと大人は違うじゃん」「自分の幼いころはそうやって育てられたから!やってもらったことしかできない!!!」なんて言葉も聞こえてきそうですが、ではそうされてきた幼少期-それは嬉しかったことでしょうか。

自分がやってもらってなくても「今」から学ぶことはできます。子どもたちにとっても大人にとっても
家はくつろぐ場所であり、戦う場所ではないのです。

安心できる場所がある子は、自然と自分の力で羽ばたいていきますよ♪

 

③私たち大人の心が幸せで満たされると子どもたちも満たされる

お子さまの幸せを願うご両親の中に、「自己犠牲を前提とした行動」がある方がいらっしゃいます。

どういうことかと言うと、「子どものため」というワードばかりが先走り、「自分が我慢さえすれば
子どもたちは幸せになれるはず!!」という考えで物事を進めていく感じです。

この方法でもお子さまは一定数幸せになれますが限界があり、ご両親の心のグラスは決して
埋まりません。

ではどうしたらいいのか…それは「ご両親自身が幸せになること」です。

 

ここで皆さんに質問です。喜怒哀楽の中でも、とても人に伝染しやすい感情があります。
どれだかわかりますか?

正解は…「喜び」です!そう、赤ちゃんがニコッと笑ったときにつられて笑ってしまう感覚です。

お察しの良い方はお気づきですね。そう、ご両親が笑っていたら子どもたちは自然と笑うんです(*^^*)

まずは、ご自身の心のグラスを満たすことから始めてみてくださいね♪

 

山本 真結子(やまもと まいこ)塾講師・セミナー講師

電器店勤務、エステティシャン・ネイリスト経験を経て8年前に教育業界へ転身。転身後、コーチングによる学習塾を開くというオーナーと出会い、「学習=一方通行で教えこまれる物」という概念から目が開かれる感覚を味わう。開校後みるみる楽しそうに力を伸ばしていく生徒たちを目の当たりにし、「今後はこれが主流になる、そして生徒の幸せにつながる」と実感。以来すっかり教育業界に魅せられ、自身も成長の日々を送る。専門学校1年と高校2年の2児の母。

 

↓過去の記事はこちら

・④夏休みにおススメの自学学習方法3選

・③子どもの「レジリエンス力」=“自分の心を元気にできる力”を高めるポイント

 

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