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理学療法士ママの「赤ちゃんの成長発達で大切にしたいこと」①【Let’sコミュ二ケーション!】「見ること」

子どもが生まれ、初めての赤ちゃんとの暮らしに幸せいっぱい!

でもその反面、初体験の育児に心配事やうまくいかないこともたくさんありますよね。

本コラムでは、赤ちゃんの成長発達や各段階で大切にしたいことについて、地域の赤ちゃん親子をサポートする理学療法士ママがご紹介!

「日中どうやって一緒に過ごそうかな?」「成長発達が気になる」…そんなとき、ちょっとヒントになってくれたらうれしいです。

 

感覚の発達とコミュニケーション

健やかな成長に欠かせないコミュニケーション。

今回から数回にわたり、視覚や聴覚など日々成長する赤ちゃんの感覚、それらを通したコミュニケーション方法についてご紹介します。

第1回はコミュニケーションの基本「見ること」について。

「ただ見るだけ?」…いいえ、赤ちゃん期の視覚の発達はその後の成長や幼児期・学童期の生活にも大きく関わる土台の部分になります。

 

いますぐできる!「見ること」

赤ちゃんにとって、「おぎゃあ」と産まれたこの世界は初めてだらけの刺激でいっぱい!

重力や気温、音、光、肺呼吸、排泄などなど、彼らは日々お母さんのお腹の中とは異なる地上での環境変化と戦いながら成長しています。赤ちゃんってすごいですね!

しばらくするとやっと皆さんの顔も見えるように!たくさんお顔を見て話しかけてあげましょう。

 

赤ちゃんの視覚・視力

▽胎児

・胎齢23~24週:目を開けるようになる、強い光に反応

・胎齢30週ごろ:注視がみられはじめる

 

▽出生後

産まれてすぐから急速に目覚ましい発達がみられます。視力は0.02程度で黒や白、グレーを認識し、30cmほど先がぼんやり見えるくらい

通常の見え方(上)と新生児の見え方のイメージ

 

赤ちゃんの「見ること」の特徴として、

・人の顔を好んで見る

・自分に視線が向いている顔をより好む

・コントラストの強い対象に注意を向ける

などの傾向があります

 

▽2~3カ月ごろ

視力0.05程度、動く物を目で追い続ける「追視」がではじめます。この追視はその後のコミュ二ケーションに必須!

例えばこのように遊ぶといいかもしれません☆↓↓↓

①赤ちゃんは仰向け、または体育座りをして太ももの上へ寝かせます(座る場合は赤ちゃんの股関節を開くこと、身体がまっすぐになることに気を付けましょう)。

②赤ちゃんの視界に入り、目が合ったことを確認します。

③吊りおもちゃやガラガラなどを見せ、目で捉えたことを確認しながらゆっくり左右上下に移動させます。

この時期には赤や黄、緑など色も認識しはじめるので、カラフルなおもちゃもいいですね。

また話しかけながら顔を動かし、自分の顔を目で追ってもらうのもいいと思います!

 

▽5~7カ月ごろ

視力0.1くらいになり、より広範囲の追視ができるように。目、鼻、口、手、足など体の部位にも興味がではじめます

 

▽9~11カ月ごろ

お座りやハイハイなど姿勢の変化に伴って視界も変わり、視力が発達。真似っこが大好きになり、目で見たものを自分の身体で表現する「協調運動」がみられてきます

 

▽1歳ごろ

視力0.2~0.3程度。奥行きがわかり「立体視」ができるように。物と自分との距離感がわかりだします

 

▽それ以降

2歳ごろには視力0.5程度となり、3歳以降急速に発達。5歳くらいには1.0程度になります

気を付けたいこと

・まず目が合うかな?

・(首が座ってきたら)目だけの動きかな?顔もついてくるかな?

・左右上下どこまで見届けてくれているかな?

というところに着目してみましょう。

またこの時期のスマホやテレビは赤ちゃんの目には刺激が強く、視力低下にもつながりうるといわれています。

使用時間を決め、赤ちゃんのデリケートな目を守ってあげましょう!

 

「見る力」は「興味」や「意欲」「知的好奇心(触ってみたい、知りたい)」などの発達につながるだけでなく、運動発達に関しても重要な意味をもつといわれています。

またアイコンタクトは、赤ちゃん期だけでなく幼児期・学童期にも重要なコミュ二ケーションの基盤です!

たくさんお顔を見てコミュニケーションを楽しんでくださいね★

 

参考・引用文献

「やさしく学ぶからだの発達」/全障研出版部

「イラストで分かる人間発達学/」医師薬出版株式会社

「0~6歳子どもの発達と保育の本/」学研保育BOOKS

 

濱田由紀(はまだ・ゆき)

気軽にママと赤ちゃんのからだのことを相談できる身近な理学療法士「ままからだっこ」主宰。3子の母で、長子1歳の子育て中に鳥取県から吉備中央町に転居し現在、岡山市在住4年目。

県内各地域の子育て支援センターなどで出張講座や相談業務、岡山市内で発達おやこクラス、抱っこや離乳食などの講座、自宅訪問、親子イベントスタッフなどを行っている。

産前産後ママが主役の子育て専門職との集い場「はれのまほけんしつ」代表。こども摂食アドバイザー、北極しろくま堂アンバサダー、骨盤底筋pfilAtesインストラクター、子育て支援員。

Instagram→instagram.com.hamayuki.mamakaradacco

HP→https://mamakaradacco-hamada.amebaownd.com

 

◆ままからだっこ・はまだの予定

「赤ちゃんのからだと成長発達」「抱っこやおんぶ」「ママの身体」を専門に出張講座など実施中!岡山県内各地を飛び回っています!SNSをご参照ください!

〇5~6月子育てひろばなど出張

備前プレーパーク(靴えらび)、総社市こっこ(ママの尿もれ)、真庭市やまっこ(離乳食)、吉備中央町乳児検診、子育て広場「ゆう」(抱っこ)、瀬戸内市あいあい支援センター(靴選び)、津山市赤堀クリニック(ママの尿もれ)

〇岡山市内でのおやこクラス、講座、イベント

・よちよち歩きまでの成長発達を育むおやこクラス「そだち・あそび」

・ちょっと変わった離乳食講座

・おんぶ抱っこdeしあわせフォト

〇産前産後ママと子育て専門職スタッフの集い場しゃべり場【はれのまほけんしつ】

〇倉敷市ぽっかぽか ひょっこりスタッフ

〇自宅訪問、親子イベントスタッフ

皆さんにお会いできるのをたのしみにしています!

 

↓↓はまださんの過去の連載はこちら↓↓

・理学療法士ママの「からだもこころも心地良い子育てのために」⑫【赤ちゃんを抱き上げてみる!】

・理学療法士ママの「からだもこころも心地良い子育てのために」⑪【パートナーとできるセルフケア】

 

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・[歯科医師ママの健康教室] お口と身体を育てる健康体操「どすこい体操」(3~12歳)

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