これから暑~い夏本番!
コロナウイルスの予防でマスクをつけることが増えたと思いますが、お子さんの脱水症状や、熱中症が気になりますよね。
今回は、7月2日のLaLaセミナーで学んだことの要点まとめ!
経口補水液の作り方も教えていただいたので、実際に作ってみたレポもあわせてご覧ください!
どこへ行くにもマスクが手放せない状況が続きますが、マスクをつけたまま遊び、走り回る子どもには危険なことがたくさんあります。
呼吸がしにくくなり、心臓への負担になったり、熱がこもって熱中症のリスクが高まってしまうことも。
身体の調子が悪くても、顔色や唇の色、表情の変化などに気づきにくくなってしまいます。
お子さんの状態の変化や、こまめな水分補給に気をつけましょう。
日本小児科医会も、2歳未満の子どもにマスクを使用するのはやめましょうと提唱しています。
・乳児の空気の通り道は狭いので、マスクは呼吸をしにくくさせ、呼吸や心臓の負担になる。
・マスクによって熱がこもり、熱中症のリスクが高まる。
・顔色や唇の色、表情の変化に気づきにくい
2歳未満の子どもにマスクは、脱水症、熱中症の危険が高まるので不要!
脱水症とは、夏だけでなく季節を通して起こる水分不足のことで、身体にとって不可欠なミネラルや電解質を含む「体液」が不足した状態のことを言います。
一方、熱中症は、夏などで気温や室温が高温・多湿の状況で起こりやすい水分不足のこと。
「軽度(Ⅰ度)」「中度(Ⅱ度)」「重度(Ⅲ度)」の三段階に分けられ、以下のような症状がみられることがあります。
めまい・立ちくらみ・筋肉痛・汗が止まらない
頭痛・吐き気・だるさ
高体温・意識がない・けいれんがある・反応がおかしい・歩けない
ふと気づいたときにはもうぐったり・・・なんてことにならないために、いくつかチェック方法をご紹介します!
チェック1
以下のサインが2つ以上認めたら脱水症を疑いましょう。
チェック2
以下の症状が認められたら脱水症を疑いましょう。
厚生労働省は、熱中症対策の一つとして、ナトリウムを 100mlあたり 40~80mg 含んでいる飲料を 推奨しています。
推奨されている飲水量は、成人 500~1000mL、幼児 300~600mL/日、乳児 体 重 1kg当たり 30~50mL/日が目安です。
予防の観点からはスポーツドリンクでの飲水でも問題あり ませんが、スポーツドリンクは塩分が少なく、糖分が多いので注意が必要です。
また、日常的な水分補 給としては、水(お茶)でもかまいませんが、浸透圧の低下により利尿がつき、せっかくの水分が体外 に排出される恐れがあるようです。 経口補水液は、一般的なスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、小腸からの吸収がよい組成とな っており、スポーツドリンクと比べて糖濃度が低いのも特徴です。
経口補水液とスポーツドリンクと水を正しく使い分け、軽度でも脱水の症状があるときは、「経口補水液」を飲むようにましょう。
1ステップの簡単レシピなので、お子さんと一緒に作ってみましょう!
材料
・水500ml(湯冷ましした水がよい)
・砂糖20g(大さじ2杯強)
・塩・1.5g(小さじ1/3杯弱)
砂糖と塩を入れて、水が透明になるまでよく混ぜる
レモンやグレープフルーツの果汁を入れると飲みやすくなるそうです。
なにはともあれ、実際に作って飲んでみました!
材料を入れて・・・
振って、振って・・・
完成!!!!
~作ってみた感想~
とても簡単に作れました!
レモン果汁を入れることで、市販の経口補水液よりスポーツドリンクに近いような味で、子どもも飲みやすいと思います。
手作りなので必要なときに必要な量を作れるのが魅力的!!
子どもにも安心して飲ませられると思いました♪
作った経口補水液は、冷蔵庫で保管し、24時間以内に飲み切ってください。
果汁を入れすぎると、塩分と糖分の比率が変わって吸収が悪くなるので、多くてもレモン半分までがベスト!
他のジュースに混ぜても、比率が変わってしまうので、ご注意を!
マスカット薬局の優しい薬剤師さんに教えていただきました!
市販の経口補水液が飲みにくいと感じた方も、手作り経口補水液でこの夏を乗り切りましょう!
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