Home>育てる

[ 育てる ]

Vol.9パノラマパナマタウン「フカンショウ」
音楽大好き! LaLa編集部ママ記者Hiyoの ~Life with music~vol.9

私たち子育て世代は毎日が慌ただしく、自分の事にかまっている時間はそれほどありません。
音楽をゆっくり聴き、音楽に浸る余裕も無く、気づけば子供向け番組やアニメ、ゲーム音楽ばかり聴いてる…。そんな方も多いのではないでしょうか?

私たちのまわりには普段耳にしない良質な音楽がまだまだあります。
それは、肌触りのいい洋服のような音楽だったり、好きな人と始めて食事をするようなドキドキ感に似た音楽や胸を締め付ける甘く切ない音楽、明日も頑張ろうと前向きになれる音楽……

もしも、育児の不安などから立ち止まってしまった時でも、そっと背中を押してくれるような自分に合った音楽が見つかれば、暮らしや育児の原動力になると思います。

あなたに寄り添う音楽を!子育て世代の方にこそ聴いて欲しいと思う、厳選したマイノリティミュージックをママ目線でご紹介します。

音楽大好き!
LaLa編集部ママ記者Hiyoの
〜Life with music〜

Vol.9パノラマパナマタウン「フカンショウ」

「ほっといてくれ」-。メロディーに乗ってインパクトを増したこのフレーズで始まり、最終的に子育て世代の私たちの抱えるストレスもスカっと発散してくれる楽曲「フカンショウ」。パノラマパナマタウン(通称、パノパナ、PPT)が掻き鳴らすこの楽曲には、鬱屈したものを発散してくれるようなエネルギーを感じます。

多彩に変化するメロディーラインや、「ノンジャンル、知らねぇよ!」という彼らのメッセージ、世の中の様々な情報に目を向け、自分たちのアンテナの赴くままたくさんの要素を取り入れた楽曲群は、まさに「パノラマ」という言葉がしっくりくるバンドだと思います。

神戸の大学時代、軽音楽部の仲間同士で結成し、ことし1月にメジャーデビューした新進気鋭の若手4人組ロックバンド。今回は、巷で“間違いなくブレイクするバンド”として呼び声が高く、音楽チャンネルにレギュラーコーナーを持つなど、今まさに人気バンドへ成長中の彼らのデビューミニアルバム「PANORAMADDICTION」 から、2曲目に収録されている「フカンショウ」をご紹介します!

職場やSNS、ママ友のグループ内でも、意見を言うと「叩かれるんじゃないか?」「嫌われるんじゃないか?」など、ご自身の経験において目立つ事が“恐怖”になっている方もおられるのではないでしょうか?

最近では、SNSの世界で顔も知らない人同士が、匿名を利用して他人の発言に文句を言ったり言われたり…。自由に自分の考えを発信できる場所でも、他者の声に怯えてなかなか本音を言えない、便利なはずの物なのに、逆にがんじがらめで身動きが取れない-。そのように感じてしまっている方、多いのではないでしょうか?

他人に何を言われても構わない、ほっといてくれ!知らねーよ!!」。そんな風に言えたら楽なのでしょうが、実生活はもちろん、ネット上でもそんな態度を取ろうものなら叩かれるのは必至。私はこの曲を知って以来、「ほっといてくれー!」と何度心の中で叫んだ事でしょう!

曲中、「ほっといてくれ!」と強気に言い放っていますが、サビにさしかかると「1人じゃ怖いから」など、“誰かの気にいる方へ進んでしまう”という人の心の弱さも歌われていて、リアルな歌詞に共感してしまいました。

世の中みんなそれぞれの個人なので、「多種多様な考え方がある中、誰かが誰かを非難し、非難されたその誰かも誰かを非難する」。そういう構図が成り立ってしまう現実はあると思います。その中で、この曲を聴くと自分の立ち位置を一生懸命模索しながらも、「誰かの言葉をいちいち気にすることはやめて『フカンショウ』でいよう!」と言う心強いメッセージに私は励まされました!

昨年、初めて彼らを夏フェスのステージで見た時、「俺らはここで終わるようなバンドじゃねぇ!」と熱く訴えかけている姿が印象的でした。今年は昨年より大きく、多くのステージに立つ姿が見られると期待しています!岡山でも5月26日、井原市青野町で開かれる音楽フェス「hoshioto‘18」へ出演が決定!今後、パノラマパナマタウンの勢いが間近に感じられる機会は希少となるかもしれません!熱いステージをご覧になりたい方は是非、彼らのステージに足をお運び下さい!

>一覧に戻る

ログインして「コメントを書く」

Access Ranking

Present

プレゼント