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暮らしに役立つ「色のチカラ」~心と身体に効く色彩心理のススメ~⑪水色の心理~ありのままの自分の心に“YES”を言おう!


こんにちは!公認心理師で色彩心理カウンセラー、そして元保健室の先生の小笠原真紀子です。

色には「心と身体のバランスを整えるチカラがある」ってご存じですか?

色彩心理は天秤のようなもので、「心のバランスがポジティブとネガティブのどちらに傾いているか?」がわかります。

気になる色、選ぶお洋服、インテリア、お子さまの塗り絵などからも、心や身体の状態がわかります。

色の不足はお子さんの発達にも影響します。

視覚は五感の中でもずば抜けて情報量が多いので、色の刺激が少ないと脳への刺激が少なくなり、知性や豊かな情緒を育むチカラが育ちにくいと言われています。

 

前回は「ビタミンカラーのオレンジ色で笑顔の毎日を!」でした。

今日は水色のお話です。

 

今年は例年より早く梅雨入りしました。

皆さんは雨が好きですか?嫌いですか?私の保健室の先生時代の大先輩(もうお亡くなりになってしまいましたが)は、雨が好きでした。

「雨が降るとホッとする。だって、草むしりとか農作業をしなくていいでしょう?」-ご実家が農家で、学校勤務をしながら兼業農家をされていたので、とてもお忙しい毎日でした。

「やらないといけないことはわかっているのだけど、雨が降ったのだから仕方がない」と、雨のおかげで自分を納得させることができたのです。

「『○○しなければならない』から解放されて緩む」-これ、まさに水色の心理なんです。

 

◇水色の心理

■P(ポジティブ・キーワード)

自由、柔軟、「~ねばならない」からの解放、変化したい

■N(ネガティブ・キーワード)

現実逃避、用心深い、流されたいけどできない

 

◇枠を外して、緩む

母、妻、会社員など、特に女性にはたくさんの役割があります。

タスクに追われる毎日の中、「みんなのために、ちゃんとしなきゃ!」とか「みんなと同じようにできない自分はダメなんだ」と無意識的に感じている方が多いのではないでしょうか?

社会的な役割や既成概念に自分を合わせてばかりだと息苦しくなりますね。

 

「良妻賢母」という言葉がありますが、これも既成概念の一つ。母性とか優しさとか、「女性って、フツーそうでしょ」みたいな考え方があります。

既成概念は育った環境に大きく影響しています。女性はもちろん、男性にも、「女性ってフツーそうでしょ」という思い込みがあります。

「オレの母親は、こうしてくれた」とお義母さまと比べられたり、「女が家事をするのが当たり前」とか、ご主人との間で考え方のギャップがありませんか?

「○○ちゃんのお母さんはこうなんだよー」ってお子さんに言われムカッときて、「ヨソはヨソ!ウチはウチ!」と言ったことがありませんか?

 

「女性はこうでないといけない」なんて、一体誰が決めたのでしょうか?「こうでなければいけない」という枠を作っているのは、自分自身ではないでしょうか。

平均点主義の日本で育った私たちは、何事も「フツー」にとらわれがちなんですね。でもフタを開けてみると「これがフツー」なんて存在しなくて、自分がそう思い込んでいるだけ。

「このくらいみんなできて当たり前なんだから」「あの人のようにならなくちゃ」「こんな自分では誰にどう思われるか」-そんな枠を知らずのうちに作って、自由に動けないことがありませんか?

 

「自分縛りがキツい」-そんなときは、自分のありのままの感情に「YES」と言ってみませんか?

スクールカウンセラーをしていると、「こんな風に感じる私はおかしいんでしょうか?」というお悩みを聞くことがあります。

「人はもっと自由であっていい」「私がこう考えるのは私の自由」

他人がこう考えるのも、その人の自由なんです。

そして、自分がYESでないと感じることは「あきらめる」という柔軟さも必要です。自分らしくないこと、自分が違和感を感じるときは、無理して周囲に合わせなくても良いと思います。

自分の中の「こうでなければ」のルールをちょっと脇に置いて緩めよう。そんな水色です。

◇自分一人の時間を大切に

「そっとしておいてほしい」「一人になりたい」-そんなとき水色が好まれることがあります。

失恋した女性が海を見に行くシーンを映画やドラマで見かけますね。自分が正直に感じる想いを、一人で浄化する時間が必要なときもあります。

色彩心理セラピーで水色を選んだお母さまが、「いつも家族と一緒で、自分一人の時間が欲しいです!」と仰ったこともあります。同じように感じていらっしゃるお母さまも多いかもしれないと思いました。この方はご主人や実家の協力で、お子さんを預けてスポーツジムに行く時間を取るようにしているとのことでした。

いつもではないけれど、たまには誰とも会いたくないときってありますよね。 自分時間に癒やされて、自由な心を取り戻して、元気になる。そんな水色でもあります。

心が疲れているとき、友だちとワイワイおしゃべりして癒やされる方法もありますが、自分一人、のんびりリラックスして、音楽を聴いたり本を読んだり、自分を緩める時間を過ごしてみるのもよいかもしれません。

 

水色の心理でした。

それでは、また来月♪

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おがさわら まきこ(公認心理師/色彩心理カウンセラー/スクールカウンセラー)

保健室の先生歴27年間を経て、現在は心理職として活動中。「未来を変えるチカラはあなたの中にある!」-脳科学に基づく心理学と、色彩心理をつかったオリジナル手法で、あなたの心を”みえる化”し、なりたい未来につなぎます。

『人生、50代まではリハーサル、60代からが本番よ!』
by鈴木NORA(「オルケスタ・デ・ラルス」ヴォーカリスト)

私たちは、人生のリハーサル真っ最中です♪

 

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