【あなたも今日からスッキリ？！】賢いママのおうちと心の”整”活術♪④/環境×心～整理収納のお話

子育て専門カウンセラー＆整理収納アドバイザーのLaLa編集部ヘイワース幸子が、子育てママのお悩みや「心」に関する〝心の片付け”のヒントとなるお話をご紹介する本連載。

明けましておめでとうございます。2023年が始まりましたね。皆さまどんなお正月を過ごされましたか？

最近は「断捨離」がブームですよね。「いらないモノを捨てることで開運する」ともよく聞きます。

このお正月休みで断捨離された方もたくさんいらっしゃったのではないかな？

スッキリして新年を迎えられた方も多いでしょうね＾＾

さて今回は、ニューロ・ロジカルレベルのピラミッドの一番下「環境」と、私のもう一つのお仕事「整理収納」のお話です。

「環境の変化」＝「心の変化」

「環境」とは「外的要因」のことです。

自分の外側が変化すれば行動が変わり、さらに能力が変わり、信念・価値観が変わり…という風に、環境を変えることで精神的な変化をするということです。

外的要因と言うといろいろありますよね。

ダイエットして外見が変わる、引っ越しして気持ちが変わるなども同じですね♪

整理収納もその一つ。片付けをしてスッキリすると、気持ちまでスッキリしませんか？

心地良いと感じると、その状態を維持しようとしますよね。

それこそが心の変化！

・その後維持したいという気持ちになり（行動）
・片付けが毎日できるようになり（能力）
・その場にふさわしい自分になる（信念・価値観）

そして最後の自己認識が変わるという順番です。

こうなるとミニマリストの域かもしれないですね～＾＾

「片付け」はしなければならない？

よく「部屋の状態は心の状態」だと言われます。

忙しいとき、心に余裕がないときは片付けできなくなったとき。

そんなときはお部屋が乱れがちになりますよね。

皆さまはそんなとき、どんな気持ちになりますか？

私は整理収納アドバイザーでもあり、お片付けサポートのお仕事をしています。

今まで伺ったお宅でお客さまのお話を聞いていると、

「片付けなければならない」
「片付けできない自分が恥ずかしい」
「片付けを頼むのは恥ずかしい」
「片付けを頼む前に片付けなければ」
「でも自分ではもうどうしようもない」

と思ってらっしゃる方が本当に多いなと感じました。

私自身片付けができなくて、探し物に時間を取られる毎日（スマホと車のカギを毎日何度も探し歩く日々でした）が本当にイヤで資格を取ったので、気持ちがとてもよくわかります。

ただ片付けが苦手なだけならいいのですが、片付けができないご自分を責めている方もいらっしゃいます。

その「片付けなければならない」のはなぜなのでしょうか？

根底に潜む「～べき」「～ねば」

なぜ「片付けできない自分が恥ずかしい」のでしょうか？

一度そこを書き出してもいいかもしれないですね。

「なぜできないといけないのか」
「誰と比べているのか」
「どうなりたいのか」

書き出してみると、なりたい姿がわかったり、「～べき」「～ねば」があることに気づいてもらえると思います。

「親も片付けられない人だったから」
「周りの人はみんなキレイにしてるから」
「親なのだから子どもに教えなくては」
「家をいつもきれいに保つのは女の仕事だから」
（これ全部、私が思ってたことです・・・）

「べき」「ねば」があるということは、「自分のルール」があるということ。

片付けできなくて自分がダメだと思う方は、前回と前々回で書いたことを参考にしていただければと思います。

“リバウンド”しないお片付け方法

そして、ただ片付けが苦手な方。

私の場合、片付けできないのは特性もあったんだなと今では思います。

どれだけ片付けても“リバウンド”してました( ；∀；)

でも私の片付けは「モノの移動」だけだったので、リバウンドするのは当たり前。

リバウンドしない方法で大切なのは、断捨離もありますが、実は「収納」がとても大事なんです。

整理収納では「使い勝手」が大事！

一番よく使うものは一番近くに、年に一回しか使わないものは遠くに（笑）

これさえできれば、片付けって結構簡単なんです。

私自身、この仕組みを知ってからは散らかってもすぐ片付けできるようになりました。

毎日生活していると、ついついよく使うものを近くに置くようになります。

そうするとやっぱり、見栄えは悪い。

でもそれを置くスペースさえ確保すれば、すぐに片付けられるようになるんですよー。

次回は整理収納の順番、コツをお伝えします♡

それでは、今年もよろしくお願いいたします♪

ヘイワース幸子（整理収納アドバイザー、心理カウンセラー）
岡山県倉敷市在住。幼少期からの生きづらさや自己否定、出産・育児による悩みなどから立ち直れた自身の経験から、同様に苦しむ子育て世帯の助けとなるべく心理カウンセラーとして活動中。また一方で2018年整理収納アドバイザー資格を取得し、個人宅の整理収納をはじめ各セミナーなどを通した整理収納レクチャーなども行う。米国籍の夫との間に2児を持つ母。