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暮らしに役立つ「色のチカラ」~心と身体に効く色彩心理のススメ~⑧魔法の色ピンクで、自分をまるっと受け止めて!


こんにちは!公認心理師で色彩心理カウンセラー、そして元保健室の先生の小笠原真紀子です。

色には「心と身体のバランスを整えるチカラがある」ってご存じですか?

色彩心理は天秤のようなもので、「心のバランスがポジティブとネガティブのどちらに傾いているか?」がわかります。

気になる色、選ぶお洋服、インテリア、お子さまの塗り絵などからも、心や身体の状態がわかります。

色の不足はお子さんの発達にも影響します。

視覚は五感の中でもずば抜けて情報量が多いので、色の刺激が少ないと脳への刺激が少なくなり、知性や豊かな情緒を育むチカラが育ちにくいと言われています。

 

前回は「頑張った自分へ『金メダル』をプレゼント!」でした。

今日はピンクのお話です。

2月14日はバレンタインデー。一年の中でチョコレートとハートマークが飛び交う日♡。お子さんも「好きな人にチョコを渡したい」「チョコもらえるかな?」なんて!?ちょっとドキドキする日ですね。

バレンタインデーの由来には悲しい物語があるんです。

3世紀頃のローマ皇帝・クラウディウス2世は、軍事力としての兵士らに家族ができると士気が弱まると考え、結婚を禁止していました。

キリスト教の司祭・ヴァレンチノ(バレンタイン)はこれに反して秘密で若者たちの結婚を行い、怒りに触れて処刑されてしまったのです。

後世の人々はヴァレンチノ司祭を「聖バレンタイン」・恋人の守護神と敬い、処刑された2月14日を「聖バレンタインデー」と呼ぶようになりました。

 

◇ピンクの心理

■P(ポジティブ・キーワード)

人間愛、受け取る、美意識、自己肯定感、ありのままの自分

■N(ネガティブ・キーワード)

自己犠牲、依存、好かれたい願望、自己愛(が過ぎる)

 

◇自己肯定感のピンク

「ピンク=ハグの色」と言うとわかりやすいかもしれません。

お母さんや大切な人にギュッと抱きしめられ、自分を受け入れてもらえる安心の色。

「人を愛し、愛される喜びの色」「感謝して、愛を受け取る色」 なのです。

そして「自分を愛おしむ色」でもあります。

 

「子どもに自己肯定感を持たせるには褒めることが大事」-これは確かにその通りなのですが、褒め方に気をつけていただきたいのです。

「良い成績をとったから」「お手伝いができたから」など、「○○をしたから偉いね」という“条件付きの褒め方”ばかりだと、「○○しなければ受け入れてもらえない自分」と思ってしまいます。

「○○が達成できなかったとしてもよく頑張ったよ!」「他の子みたいに○○ができなくても、お母さんはあなたが大好きよ。あなたの良さを知っているよ」など、「自分がわかってほしいところ」を褒めてもらったら「この人に受け入れてもらえている」と思えますね。

そんな“無条件の褒め方”も取り入れてみてください。

 

◇自分が後回しになっていませんか?

「もっとキレイになりたい」「あの人に好かれたい」-ピンクはそんな恋愛モードに入ったとき好まれる色です 。

「『私を見て』のピンク」なんですが、願望のバランスを崩すとストーカーに見られるような依存心や、「この人のためなら」と尽くすタイプにありがちな自己犠牲に陥ることも…。

 

また恋愛でなくても友だちや職場の人に「気に入られたい気持ち」ってありますね 。

家事や子育てで「何で自分ばかり…」「夫に手伝ってほしい。けど言えない」とか、あまつさえ「家事は女の仕事」「もっと母親らしくしろ!」なんて言われて、傷ついてしまっているママさんもいるようです。

「気に入られたいから本音を言わない(言えない)」、または「こんな自分だから愛されない」なんて思っちゃう。

「愛されたい自分」とは「ありのままの自分」ではないでしょうか?気に入られたいあまり、自分が後回しになっていませんか?自分に優しくしていますか?

 

人間関係に違和感を感じたとき、“自分の操縦席に自分が座っているかどうか?”を考えてみてください。

他人の運転する車は時に、急ブレーキがかかったりデコボコ道を通ったりと乗り心地の悪いもの。

気付いたら自分の行きたい場所ではないところに連れて行かれている!?-かもしれません。

自分を愛でる、ありのままの自分にYESと言うピンクでもあります。

 

◇緊張感を緩めるピンク

色は視覚から脳に伝わり、心と身体にフィードバックします。

幸福感を高めて緊張感を緩め、心に優しい色とも言えるピンクですが、自己否定の強い人は身に付けられない色とも言われています。

「人に優しく、自分に優しく」の気持ちで、ぜひいつも目に付くよう日常で使ってほしいピンク。服に抵抗のある方はタオルがオススメ。ハンカチや下着もいいですね。

お手持ちの蛍光ペンをピンクにするなんて方法も手軽に使えますね。

 

◇まとめ

・子どもの自己肯定感を育てるためには、「○○したから偉いね」という条件付きの褒め方だけではなく、「○○できなくてもあなたが大好きよ」という無条件の褒め方も取り入れてください。

・人間関係に違和感を感じたときは、「自分の操縦席に自分が座っているかどうか?」を考えてみてください。

・自己否定の強い人はピンクを身に付けられないと言われています。人に優しく、自分に優しく。服や小物でピンクを取り入れてみてくださいね。

 

ピンクの心理でした。

それでは、また来月♪

 

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おがさわら まきこ(公認心理師/色彩心理カウンセラー/スクールカウンセラー)

保健室の先生歴27年間を経て、現在は心理職として活動中。「未来を変えるチカラはあなたの中にある!」-脳科学に基づく心理学と、色彩心理をつかったオリジナル手法で、あなたの心を”みえる化”し、なりたい未来につなぎます。

『人生、50代まではリハーサル、60代からが本番よ!』
by鈴木NORA(「オルケスタ・デ・ラルス」ヴォーカリスト)

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