こんにちは。姿勢調整師の藤田央子です。
3回目の今回は「生理弯曲ができるまで」というタイトルでお話ししたいと思います。
まずはおさらいです。
初回の良い姿勢のお話で「生理弯曲」が重要だとお話ししました。
忘れてしまっていたという人は読んでみてくださいね!
この生理弯曲ですが、実は生まれたときからあるものではないのです。
ではここで質問!
生理弯曲はどのように作られると思いますか?
答えは「成長に従って徐々にできていく」です。
ここから「生理弯曲がどう作られていくのか」をお話ししたいと思います。
まず最初にできるのが背中のカーブです。
これはお母さんの胎内にいるときにできます。
次が首のカーブ。
生後、寝返りができるようになり、首がすわって腹ばいやハイハイできるようになると、首のカーブができてきます。
最後が腰のカーブです。
つかまり立ちをし、よちよち歩きができるようになってようやく腰のカーブができてきます。
ここで大切なことがあります!
来店されるお客さまの中には「昔から姿勢が悪かった」と言われる方がいます。
生理弯曲が生後形成されるということは、言い換えると「生まれたときから姿勢の悪い人はいない」ということなのです。
お子さんに「姿勢を良くしなさい!」と言ったことはありませんか?
かくいう私も言われましたし、その言葉が悪いとは思いません。
ただし残念なことに、子ども自身には姿勢をケアすることはできません(なぜかはまた後々お伝えします)。
ではどうすれば良いのでしょう。
それは、お母さんやお父さんが定期的に見てケアしてあげることが重要。
幼少期から姿勢ケアができれば、姿勢の悪い子はいなくなると思っています。
お父さまやお母さまに姿勢の知識があるのとないのとでは、お子さまの将来は変わっていきます。
お子さんの将来のため、姿勢の知識をお伝えする講座を開催しています。
興味がある方はご案内しますので、ぜひご連絡ください。
最後に今回のまとめです。
・生理弯曲は生まれた後に作られる
・子ども自身に姿勢のケアはできない
・未来の子どもの姿勢を変えられるのは親御さん次第
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回も読んでくださると嬉しいです。
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藤田央子(ふじた・ひさこ、KCSセンター岡山/倉敷店所属、姿勢調整師)
岡山県倉敷市出身。過去たびたびの交通事故で満身創痍の状態となり、医師からは「痛みと上手に付き合って」と言われ一度は諦めの心境に。痛みを和らげるためさまざまな療法を受ける中、姿勢療法に出合い生活が一変する。自身の経験から、姿勢で生活が変わることを一人でも多くの人に体験してもらいたいと活動中。大阪観光大姿勢科学ディプロマコース修了、米国ウエスタンステート大IDPコース修了、米国UCLA解剖実習修了、厚生大臣認可JFCP技術審査会臨床安全優秀賞受賞。
8/17(水)10:15〜12:00、酵素ジュース作りと姿勢講座、13:00〜15:00、おから味噌作りと姿勢講座 姿勢調整体験も受けれます!
9/17(火)11:00〜16:00、青空マルシェ 姿勢調整体験、足型測定できます!
いずれも会場は姿勢専科KCSセンター岡山/倉敷店(倉敷市吉岡)
8/21(水)10:00〜11:30、12:30〜14:30、玉島信用金庫笹沖支店(倉敷市笹沖)にて、無料足型・姿勢バランスチェック・姿勢調整体験できます!
※講座や体験をご希望の方は事前にInstagramのDMよりご予約ください!