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子育てスタイル Vol.13

これから子育てをするママたちに、
今、子育てを頑張っているママたちに伝えたい企画です。
「あなた流子育て」のヒントが見つかるかもしれません。

今回は、ご主人と会社を運営しながら、4人の子育てに奮闘するママさんにお話を聞きました。

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浅岡和実さんの「子育てスタイル」

浅岡和実(あさおか・かずみ)さん(41歳)=岡山市在住
4人のお子さんを育てながら、インターネットで衣料品などを販売する会社、株式会社インターラボをご主人と設立。
旦那さま、17、11、9歳の娘さんと13歳の息子さんの6人家族。

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♦子育てで大切にしていることを教えてください。
家の中は小さな社会。社会性を育てるためにも家庭内のルールを守る事を大切にしています。「お風呂は最後に入った人が必ず掃除してから出る」というルールでは、掃除させることを徹底して、決まりを守ることを習慣付けています。掃除嫌いな子ども達はダラダラすることなく、我先にとお風呂に入るので、お風呂渋滞もなく助かっています。

♦子育て中の嬉しかった、忘れられないことなどを教えてください。
子ども達が赤ちゃんの頃は毎日が忙しく、つきっきりで面倒を見てあげられなかった事を今でも後悔しています。今は仕事も軌道に乗り、家事の要領も良くなりました。下の小学生2人の習い事などに付き添える時間も持てるようになりました。三女は芸能関係の養成所に入っており、演技やダンスレッスンの付き添いや、撮影で遠方に行くこともありますが、そんな時は一日中一緒にいられます。子ども達と関わり合える時間が増えたことが、一番嬉しいです。


♦子育てと、仕事の両立で大変だと感じる時はどんな時ですか?
長男が生まれてすぐ会社を設立したのですが、軌道に乗るまでが大変でした。二女を出産した時には、退院したその足で会社に向かい、仕事をしました。その時は、さすがにツライと感じました。上の子ども達もまだ幼かったので、家に帰っても休む時間が無く、母の協力があって、どうにか暮らせていたという感じです。三女の時は陣痛の最中も働いていました。とにかく休む暇なく動いていた記憶しかありません。


♦あなたにとって子育てとは?
自分を癒す時間ですね。私は子どもが大好きで、専業主婦になることが夢でした。幼稚園に入るまでは、自分たちだけの手で子育てをするのが理想だったのですが、現実には会社を経営して生活していく必要があり、保育園と母に子育ての大部分を頼ってきました。そんな事情もあって、今は子どもと接する時間の大切さをなおさら感じています。それぞれ個性の違う子ども達の成長する姿を見る事が楽しくて、笑顔を見るだけで仕事の疲れも吹っ飛びます。

♦これから出産される方や、小さいお子様を育てているママさんにお伝えしたいことは?
4歳くらいまでは子育ても大変な事が多いと思いますが、手が掛かる時期も過ぎてしまえばあっと言う間です。終わりのない「大変」はないので、子どもが成長する一瞬の過程も見逃さず、子育てを楽しんでくださいね。

☆編集後記☆
和実さんとは幼馴染で、物心ついた頃から一緒に過ごしてきた間柄です。普段はたわいない話ばかりしていますが、今回はじめて和実さん流の子育てについてじっくり話を聞くことができました。私からすれば、しっかりと子供たちを育てていて「器用に子育ても仕事もこなす」というイメージを持っていましたが、彼女の中の「後悔」を知り、驚きました。子どもたちが小さい頃は仕事が忙しく確かに「大変」だったとは思います。私も今、慌ただしく日々を過ごす中で「子どもが成長するその一瞬の過程も見逃さないで」と言う言葉が深く胸に残りました。(N)
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