みなさんの生活の中に溶け込み、いろいろな場面で役立っている「ハーブ」。
夏が終わり涼しくなると、シーズンの到来!
花屋には苗が並び、育てるのに一番いい時期です。
今回はヨーロッパ各地で古くから栽培されている「タイム」について、
育て方や効能・効果、使い方などを紹介します。
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タイムはラベンダーと同じ多年草で、一度植えると、毎年春から初夏にかけてかわいいピンク色の花を咲かせます。日本では「コモンタイム」が有名です。
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暑さや寒さ、乾燥に比較的強く、育てやすいハーブです。4~6月と9~10月が植え付けに適していますが、初心者は苗から育てることをおすすめします。多湿に弱いので、葉を適宜収穫するなど風通しに注意してください。
タイムはハーブの中で最も抗菌作用が強く、抗ウイルス作用もあります。そのため、消毒薬や歯磨き粉、うがい薬、石けんの香料などにも使われています。また、香りにはリラックス効果があります。
喉に痛みがある時はそのままハーブティーとして飲み、風邪やインフルエンザなど感染症を予防したい時にはハーブティーをうがい薬として使用すると効果的です(ただし、妊娠中は使用を控えてください)。乾燥しても香りが落ちないので、魚料理にもよく使われます。ドライタイムを入れてサシェ(香り袋)を作り、枕元に置いておけば安眠効果が期待でき、そのまま靴に入れると防臭・抗菌に!ハーブバス、足湯にもおすすめです。
ハーブティーとして
魚料理に!
ポプリ作りにも♪
お茶パックを使い、バスや足湯に!
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